注)記事の日付は太陰暦を用いております

2004年07月03日

動物愛護の限界

皐月十六日 晴れ
 大宮で借りている自然農の田んぼには、愛すべき野生の鴨たちが住み着いている。助手君の言葉と借りるまでもなく、お尻フリフリプリプリさせて浅く水の張った田んぼを泳ぐ。おお!いま流行りの「合鴨農法」!?うーん、そうしたい所だが、今の時点でそうとは言いがたい。
 合鴨農法は、田植え後しっかり根付いた苗に雛を遊ばせて雑草やら害虫やらを駆除してもらうステキな農法。ポイントは、「根付いた苗」に「合鴨」の「雛」。しかし我が田は、「植えたての苗」に「マガモ」の「成鳥」。

040703kamo1 マガモ!

雛ではないから力が強く、遊びまわると植えたばかりの苗も押し倒す。合鴨は、マガモとアヒルの交配種で基本的には飛べない。しかし我がマガモはバリバリに飛べる。そして飛べるということは、飛び降りて来るということ。

040703kamo2 飛ぶ!

つまり、人がいる時はどこかに飛び去っていて、人がいなくなるとまたどこかから舞い戻ってきて、勢いよくボチャーン!と見事に着水するのである。これが植えたての苗にはたまったもんじゃない。あの見事なヒップで上空数メートルからアタックされたらひとたまりもないよね。
 かくして田んぼには、こういう対策↓がとられることになった。

040703ta (写真をクリックして白糸の要塞を確認)

 野菜が虫に食われていても「自然の摂理」と認めるくせに、お米の苗が一本でも倒されていると許せないこの矛盾。。。私に動物愛護の精神は、ない。本当は捕まえて食べたいんだよなあ、鴨。
posted by 学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 田の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする