注)記事の日付は太陰暦を用いております

2004年08月19日

宵を待つ花

文月四日 晴れ
 三日月の夜が過ぎて、久しぶりに朝一番に畑に出て驚いた。畑一面、淡い薄黄色の花が群れをなして咲いている。花の名は「待宵草(マツヨイクサ)」、その性格は慎ましく美しい。名前の通り、花を咲かすのは日が落ちた夕暮れの後。夜の間だけ花を咲かせて朝にはしぼみ、一夜限りの命を落とす。
 むろんこれまでも昼に夕にその姿を見かけてはいたが、ぽつりぽつりと見かけた程度で大して気にもならなかった。それはやはり本来の姿ではなかったのだね。まるで美しさの勢いが違う。今まで見過ごしてきてごめんなさい。

 明治の画人、竹久夢二はこう詠んだ

 まてどくらせど 来ぬ人を
      宵待草の やるせなさ
           こよひは月も 出ぬさうな

 040819matuyoi

※マツヨイクサには大待宵草、待宵草、雌待宵草など数種類ありますが、この畑で咲いてる花がどれかわかる方がいたら教えて下さい。
posted by 学 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする