霜月ニ十五日 【小寒】 晴れ
【小寒】…
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)
この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。
寒さはこれからが本番。池や川の氷も厚みをます頃である。
※読み:ショウカン
<参考:
こよみのページ>
年末年始を連夜の深夜勤務で過ごし、完全に昼夜が逆転してしまった。両親からの、まさしく寝正月だね、とのコメントもいまいち笑えないですよね。連続で深夜勤が続くと午後から畑に出ることも体力的にきつくなり、ここ数日残雪と寝不足を言い訳にして顔を出していない。年末に元気に芽を伸ばしつづけていた麦の姿が少し気になりだす。
農林水産省消費者相談Q&Aによると、『麦踏み』についてこうある。「麦の種をまいて葉が出てきた頃に行う日本独特の農作業です。この作業を行うことによって、霜柱ができたときでも土が持ち上がらず麦の根を傷めません。 また、踏むことにより茎がたくさん分かれ、根も強くなり麦の生育を助けます。」なるほど。むむむ。麦踏みする前に霜柱どころか大雪に埋れてしまったじゃないか。
〜農作業 したい時には 時遅し〜 と親不孝を詠むような句が頭に浮かびますな。明日連続勤務が明けるので、早速、時遅しの「麦踏み」でも試みましょう。昨年の冬至に写した麦の赤ん坊たちを載せて、小寒の挨拶と致します。

明日朝の予想気温はここ江南は氷点下4度。いやはや、まさしく「寒の入り」です。
※
農林水産省「消費者の部屋」相談室 …本日たまたま発見しましたが、色々どうでもいいことまで豆知識が手に入ります。米の輸入するようになった経緯から、和菓子の「ぎゅうひ」とは何ですか、まで様々。しかも月刊で更新中。農水省さん、これもお仕事、ご苦労様。