注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年02月16日

空の寒さ

睦月八日 雪のち雨

 昨日は太陰暦の一月七日。七草粥を用意する心のゆとりがないまま夜を過ごし、その明くる朝、七草粥をあざ笑うかのように、重みのある雪が舞った。用事の為に東京に出かけることになった朝。

 江南での雪の朝よりも、心なしか、東京での雨の昼のほうが寒さが沁みる気がした。雪が降るか雨が降るかはもちろん気温の差なのだろうけど、どうして雨の東京のほうが寒いのだろう。ふと、街の気温はともかく、上空の温度に関係するのかもしれないな、と思った。東京は、いろんないろんな煙と湯気と息とガスで、江南よりも「空」が少しだけぼんやりと暖かいのかもしれない。一度空で溶けた雪は雨となり、街に降りるまでは、再度は雪に戻らないのだろう。たとえ街の気温が、雪の田舎より寒かったとしても。まったく科学的でなく、ただ単に、なんとなしに、そう思った。夕方江南に戻ると、寒さは増し、しかし雪は雨に変わっていた。

 空の寒さと街の寒さは違うのかもしれないなと感じた、冬の、本当に、真冬の寒さが沁みる夜。
posted by 学 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする