注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年05月04日

草たちの攻防

弥生二十六日 晴れ

 農作業に遅れが目立っていた武蔵野農園であるが、連休ののんびりしたムードに乗って、ここ数日の間に夏野菜の準備を進めている。畑はいよいよ生命力に溢れ出し、新しい命(雑草たち)が次から次へと交代しては育ち乱れている。昨年の覇者にしてインチキ百姓の最大の目の敵にされたセイタカアワダチソウはと言えば、根こそぎ大作戦の効果だろうか一年前の勢いはだいぶ減じているように思われる。昨年野菜を育てて逐一セイタカを抜いていた箇所は顕著に変化が見られ、他の種類の雑草が取って代わって勢力を伸ばしつつある。そのひとつが、タンポポである。可憐なる黄色い花こそ目立たずに畑の中に埋もれて咲いていて特に気も付かずにいたが、綿毛を飛ばすこの時期になって、気がつけばあちらこちらに白い綿坊主が顔をのぞかせている。すでに任務を完了してハゲ頭の者、恐縮しているようにつぼみを閉じて佇む者、そしてわが世の春とばかりに満開にして風にそよぐ者。
 
 050504watage
 
 こうしたタンポポの描写については、多分に皆さんの原体験を仮定して、ここまで書けば後は記憶を頼りに頭に浮かぶだろうという認識で書いているつもりだが、タンポポの原っぱを知らず、綿毛のクビチョンパ遊びもせず、黄色の首飾りも作らずに育っているかもしれない子供たちの世代にはいったい小生の文章は通じるのだろうか? そう思うと、自分たちの子供時代ってまだまだ野原を駈けずり回って遊んでいたんだよな。別にノスタルジックになっているわけでもなんでもなく。

 昨日、今日の作業:トマト、ナス、スイカ、枝豆、他の種まき、サトイモの植え付け、雑草管理。


 次の覇者は誰になるのだろうか?セイタカの返り咲きだけは、許してはならない。
 
posted by 学 at 23:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする