注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年06月06日

麦秋

卯月三十日 晴れ
 
 昨日は二十四節句の【芒種】であった。

【芒種】…芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也(暦便覧)
     稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の
     種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは
     大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。
     ※読み:ボウシュ
     <参考:こよみのページ

 芒種の頃は、日本では種まきと限らず、田植えの季節と位置付けられてきたようである。ただし、小生のような愚農でなく、(当然のことながら)しっかり苗を育てることができた者にとってということであるが。
 この5月末から6月頭にかけて北埼玉の田園地帯では麦の穂が湿気を増した風に揺られる姿が見られる。それはまさしく「風の谷のナウシカ」に登場する「金色(コンジキ)の野」という表現がふさわしい、優雅な風景である。周囲にはむせ返るほどの濃緑が盛り、その中にギラギラと麦穂がたなびく姿には、ついついウットリしてしまう。
 育ちの悪い武蔵野自然農園の麦たちも、なんとか麦秋にこぎつけたようで、幾分胸をなでおろした。麦秋を経て芒種に至ると、いよいよ入梅の声が近づいてくる。

 050606bakushuu


posted by 学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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