注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年08月09日

おひさしぶりです

文月五日 薄曇り

 二日前に二十九回目の誕生日を過ごした。何はともあれ生きる喜びと供に参りましょうぞ。

 少しのあいだ江南を離れており、戻って一番気にかかるのはやはり田んぼの様子である。見栄を張ってではなくね。連日の猛暑の記録を眺めるにつれて水位やら雑草やらの心配をしてはいた。果たして…。




 結論、全て順調なり。


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 水面に、雑草の成長を抑えられる水草や藻が広がっている。

 
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 分蘖(ブンケツ)はもはや数えられぬほどに勢いを付け出した。(20日前からの進捗を見よ!)


 そしてなんと、、、家主のいない田んぼにどこからかの鴨が住み着いているではないか!

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 草の伸びた畦道を見歩いていると、足元から得体の知れない物体がガササササッと飛び出した。田んぼの水面を慌てふためいて駆け抜け、隣の田んぼへ。なんとまあ、生命溢れる場になったものだ。いらぬ家主が戻って落ち着かぬだろうこの田にはあの鴨はもう帰ってこないだろうか。捕って食べやしないから、こっそりまた遊びにおいでや。(写真は昨年からの転用ではございませんのであしからず。)


 心がフル充填の休息を経て、いよいよ初秋へ。


【立秋】…初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)
     この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、
     一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。
     暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。
     ※読み:リッシュウ(今年は8月7日より)
     <参考:こよみのページ


posted by 学 at 14:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 田の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

休息、文月、邪心

文月八日 雨のち曇りのち雨

 雨か…と思って目を覚ました。しばらく続いた猛暑も休息かとふと気が付けば、いつのまにか「水無月」は過ぎ去っていた。梅雨が明け、水の無い月を越え、夕立の季節、台風の季節へ向かう。

 もちろん、ひと時のシャワーが通り過ぎれば思い出したようにまた酷暑が待ち構えていることは知っている。とはいえ暦はもう「文月」。語源を辿れば、稲穂が膨らむ月、「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」や、稲穂の膨らみを見る月であるため、「穂見月(ほみづき)」といわれている。(引用:語源由来時点)そんな言葉の旅で、涼しい季節が近づいてくる気にさせられてしまう。

 思い出したが、旧暦の七夕は昨日であった。無念、満天の空を見上げるの忘れていた。ちなみに「文月」の語源としてもうひとつ。短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因み、「文披月(ふみひらきづき)」が転じたとする説が有力とされるとか。(引用:語源由来時点)しかし七夕行事は支那からの輸入品であり、「ふみつき」の言の葉はもともと和語。日本人である小生は稲穂の膨らむ月説を採用することにする。これからひと月、膨らみ具合を楽しみとすれば、眩暈のする残暑も耐えられる気もしないでもない。


 〜 膨らみに 邪心を宿す 穂含月(ほふみづき) 〜 
posted by 学 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

日々是好日

文月十六日(満月) 晴れのち夕立未遂 

 田んぼ。いち早く、○○モチ(名称公開禁止)が出穂をはじめた。植え始めの早いイセヒカリはブンケツが素晴らしい。一本植えの苗たちは、隣の慣行農の稲(機械植え=4〜5本?植え)の株の太さに負けずとも劣らじ。耕さず、肥料も農薬も使わず、虫や草と共に育てる自然農だって、ここまでは負けてはないようだぜ。

 畑。気後れしつつも、それなりに頑張っているものもある。オクラ、きゅうり、すいか等はそれなりに実をつけるものも見られ、トマト、大豆、サツマイモ、里芋、菊芋等はそれなりに成長の様子を見せてはいる。ただなあ、雑草の手入れがなあ。適時適時が要の自然農。乾燥か、土が豊かに整っていないのか、雑草か、虫か、一筋縄ではいかねえなあ。


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 稲穂が花をつけだす


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 もっさり茂る大豆


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 収穫時期を逃したオクラちゃん



 「甲子園が終わるとひと夏が越えたという感じがするわね。」大家さんに頼まれての草刈りを終えて、立ち話。夕方が似合う季節になって来た。

 満月の南空、晴天の花火大会。耳を澄ますとコオロギが響く夜が訪れている。
posted by 学 at 00:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 自然農のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

悩まぬが吉

文月十七日 快晴

 TVを見ると頭でっかちになるので嫌いだ。

 NHKスペシャルでの、アメリカ農業の近年中にも起こりうる深刻な水不足。地下水枯渇度数95%ともいわれる中西部。牛に穀物を食べさせるための農業。肉の為の家畜を育てるための水は、植物生産の10倍から20倍を数える。

 テレビ東京「ガイアの夜明け」での、米国産牛肉のBSE対策問題。危険部位も一緒くたに加工される工場。その牛肉を宝物のように並んで待つ牛丼信者もいる。

 日本は世界でも稀にみる、雨水の豊富でかつ季節の移り変りが大きく植物生産の豊かな自然環境に囲まれている。その資源をかえりみることなく農林水産業からかけ離れていく経済。郵政民営化こそが一大事だという政府与党。


 自然農は食料自給のための答えだとは言い切れない。答えへの何かしらの過程かもしれないがただの趣味かもしれない。ただ、「食べる」ことへの意識、食物を育てることへの意識、自然環境の変化への意識、「生存への危機」(果たしてそんなものは起こりうるのか?)への感覚が少しだけ敏感になるだけかもしれない。


 そんなことより自分の「生活の危機」に敏感になりなさい。はい、わかりました。

 


・・・もちろん自分も肉も好きなわけで、、、 

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なんとなく、クモになりたい気分
 
 
posted by 学 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 本質を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月26日

倒されて

文月二十二日 まだまだ暑い

 台風一過、カンカン照りの残暑となった。雨に喜ぶ田んぼは次々に出穂を始め、何種類もの稲穂ごとに彩りを見せ始める。穂含月(ほふみづき)、その名にふさわしく頬も緩む。

 とはいえ、台風の爪跡がなかったわけではなかった。畑に足を運ぶと、風の通り道にぶつかった作物達(とは呼べないにしても育ってくれた物達)が押し倒されていた。トウモロコシ、大豆、そしてタカキビ。背の高さが災いしたのか、根元からコテンと倒れて雑草の中に右へ左へと埋もれそうになっていた。自然農は強いといっても、雑草と競争させると背が伸びて風に倒れやすくなるとも考えられる。こりゃ明日にでも応急処置いるかな。(台風前に対策しとけよ。)



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タカキビが、いよいよ実をつけ始めた。ただしな、この畑には雑穀狙いの鳥の目が鋭く光っているんだよなあ。さあ、どうしましょい。



 早めの台風に少し戸惑うも、節句はなるほどよく知っている。


【処暑】…陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧)
     処暑は暑さが止むと言う意味。
     萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃だが、
     台風のシーズンでもある。
     ※読み:ショショ (今年は8月23日より)
     <参考:こよみのページ> 

 
posted by 学 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

告白その1

文月二十六日 明け方


えーと、「ロハス」が苦手です。悪口ではありません。


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posted by 学 at 04:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 本質を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする