二日前に二十九回目の誕生日を過ごした。何はともあれ生きる喜びと供に参りましょうぞ。
少しのあいだ江南を離れており、戻って一番気にかかるのはやはり田んぼの様子である。見栄を張ってではなくね。連日の猛暑の記録を眺めるにつれて水位やら雑草やらの心配をしてはいた。果たして…。
結論、全て順調なり。

水面に、雑草の成長を抑えられる水草や藻が広がっている。

分蘖(ブンケツ)はもはや数えられぬほどに勢いを付け出した。(20日前からの進捗を見よ!)
そしてなんと、、、家主のいない田んぼにどこからかの鴨が住み着いているではないか!

草の伸びた畦道を見歩いていると、足元から得体の知れない物体がガササササッと飛び出した。田んぼの水面を慌てふためいて駆け抜け、隣の田んぼへ。なんとまあ、生命溢れる場になったものだ。いらぬ家主が戻って落ち着かぬだろうこの田にはあの鴨はもう帰ってこないだろうか。捕って食べやしないから、こっそりまた遊びにおいでや。(写真は昨年からの転用ではございませんのであしからず。)
心がフル充填の休息を経て、いよいよ初秋へ。
【立秋】…初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)
この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、
一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。
暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。
※読み:リッシュウ(今年は8月7日より)
<参考:こよみのページ>