残暑のぶり返し。せっかく農作業にでようと思っていたというのに、今日もまた昼の熱射を避けて夕方に避難避難。
手入れが出来ずに伸び盛るセイタカアワダチソウを退治。昨年は抜いてそのまま畝に置いたセイタカだが、今年は対処を変えることにしてみる。育ち過ぎたセイタカは枯死すると固く木質状に残り、腐敗しにくいうえに畑の表面を覆って他の植物(雑草)が繁茂しにくくなる(ような気がする)。よってその性質を利用して畝間の溝(通路)に敷き倒すことでちょっとした雑草管理に利用しようという試み。屋外施設などで雑草を抑えるのに木材チップを敷き詰めるのをヒントにしてみた。どうなるもんかな。
随分と時期は遅いが、畑から色々をゴロゴロもぎ取ってきた。収穫時を逃して秋ジャガ用に掘り起こしたジャガイモ(アンデス)、遅れて播種してようやく実をつけたモチトウモロコシ、小さく小さく膨らんだ黄色スイカ。

シャワーを浴びて、汗が冷える前にスイカをガブリ。残暑に少し感謝した、二百十日の宵の口。
※二百十日…雑節の一つ。立春から数えて210日目のこと。(毎年9月1日頃)
この日は八朔や二百二十日とともに三大厄日とされてきた。
この頃は毎年周期的に台風が襲来する時期で、丁度稲の開花期にも
あたる。警戒を促すために暦に記載された日本独特の雑節となる。
暴風雨があると稲作に大きな打撃を受ける農村では、暴風雨のない
ことを願って二百十日前に風除けの儀礼として風祭りを行う所も多
く残っている。 (参考:【室礼】四季の行事より引用)