注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年11月02日

午後4時40分

神無月一日 晴れ 

 赤焼けに 稲穂が沈む 神無月

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2005年11月03日

モゾモゾ発見

神無月二日 晴れ

 遠ざかっているような気のする畑でも、秋の命は少しずつ育っています。

 10月に雑草の生い茂る畝へ種をばら蒔き、その後で草を刈りその衝撃(刺激?)で重力に任せて種が落ち、その上に刈った草を振り掛けた。たったそれだけの秋の種まき。そして種の力に任せること(放置?)すること一ヶ月。冬野菜たちがゴソゴソモゾモゾと顔を覗かせ始めた。ホント、こぼしただけなのに。

 
 カブが一番元気かな?

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 冬菜(名前失念…)も頑張ってる♪

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 昼夜の寒暖の差が大きくなってきた。おいしく育つかな。虫に食べられずに強く育ちますように。
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2005年11月05日

豊満日和

神無月四日 秋晴れ

 気持ちのよい秋空がスコーンと広がった。寝起きの顔に日差しがノックしてくるような気分。気もそぞろに地下足袋を履き、鎌を腰に下げ、稲藁を手に田んぼに降りる。こんな稲刈り日和、堪能せずにいられるかよ。

 一番最初に植えたイセヒカリが、「ハヤクカッテクレー」と直訴しているような枯れ具合。稲穂の3分の2以上が黄色く色素を落としきっていて、これ以上遅れると脱穀時に穂ごと離れてしまい脱穀率が落ちてしまう不具合が生じる。急がねば。

 ざくっ、ざくっ、と一株一株確かめるように鎌を入れる。手を早めて作業を進めることも頭に浮かぶが、この為に育ててきたからこそ、刈りやる手になんとなしにでも想いを込めたい。横に並んだ列を4列ごとに田んぼを横切るように進めていく。左に2列、右に2列の間に位置取り、手前から刈っていきながら2、3株をひとまとめにした束を交差して重ね左右に程よく置き並べながら摺り足で進む。(実際にしないと伝わらないなあ。文字伝達の限界!)

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4列を終えるのに約12分程度。今日の予定は17列、ざっと小一時間以上が過ぎる。
 
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ずらり。


 成果に満足して写真を撮ったころに部屋の洗濯が終了、干しに戻る。家の目の前に田んぼがある便利さってこんな時にこそ実感。

 
 数分後に田んぼに戻り、続いて、置いた束を稲藁で縛りまとめてゆく。稲架に掛けるための準備。先日通りかかった近所の爺様に、もっと太い束でやったら早いだろうにとアドバイスを受け、今日は一人作業ということもあり早速採用してみた。これまでの2倍、稲株6株分での束づくり。稲藁で縛れる限界の太さだ。縛り方に少しコツと馴れがいるかなと感じたので、手伝い諸氏に来てもらった時はちょっと難しいかな、などと思いながらも、縛る稲藁の消費が半分になるのは実に効果的かもしれない。こちらは稲刈りよりも少し時間がかかって4列あたり20分程の計算で、1時間半ほどを費やした。

 最後は、文字通り「どっさり」と実のついた収穫物をヨロケテ抱えて稲架へ運ぶ。束を左右に1対2の比率でずらして股をつくり、干し竹にかけてゆく。束の太さは、ずらす力も倍にさせるが、秋晴れの気持ちよさが忘れさせてくれる。快感に近い。 

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 午後も浅い時間に本日の予定を無事終了!! 黄金色、豊満なり。
 
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2005年11月06日

自然農の理由

神無月五日 曇りのち雨  

 食べ物を自分で作る。
 自然の中で時間を過ごす。
 自己満足に浸る。

 こうした目的の他に、「自然農」だからこそ時間を費やせる理由がある。小生が「自然農」に惹かれ、人生の多くを費やしてもよいかなと思えているのはその理由があるからだと思っている。
 今後、いつかどこかで自分をきっかけに「自然農」に触れる機会があった人に、そのことをしっかりと伝えたい、伝えることはきっと意味があるはずだと思い、今現在の自分の理由を考えてみることにした。


 ひとつは、「食料問題について考えるきっかけを与えてくれる」こと。

 食糧増産、安定供給、人口保持を旗印に当然のように使用されている「化学肥料」と「農薬」、そして「動力機械」。それはそれで歴史的、科学的に正しい。しかし、化学肥料、農薬は何からできているのか、原料、燃料の石油、鉱物は無限に存在するのか。商社が未来永劫、地球の裏側から(もしくはこの日本のすぐそばかもしれないけど)供給してくれるのか。もしくは科学技術が解決してくれるのか。石油、鉱物資源に変わる再生産可能な夢のような技術を提供してくれるのか。
 「育てて、食べる」という、最も人間の原始的な「活動」が実はどんなに難しく、人類の叡智がいかに注ぎ込まれて来たか、私達はほとんど知る機会を失っている。しかし今までの農業の改善や進展(特に産業革命以降)の前提は、有り余る天然資源に依存することで成り立ってきた。その前提が今、成り立たなくなるかもしれない。(もちろん科学技術が解決してくれるかもしれない。)そこに、化学肥料、農薬、動力機械がなくても可能な農法はあるだろうか、という疑問が生まれる。そして、その答えのひとつが小生の出会った「自然農」なのであった。
 自然農は、食料増産、安定供給、人口保持を解決してくれる答えではないだろう。しかしその根本的な存在基盤が危うい今、求めるモノが間違っているのではないだろうか、という疑問を与えてくれる。その先にある危機を考えるきっかけを、きっと与えてくれるはずだ。


 ふたつめは、「マクロな地球環境をミクロな田畑で感じることができる」こと。

 自然農の田畑は、ここの写真をみていただくまでもなく、他の草、虫(概観すれば生物達)といかに共存しながら目的の植物を育てるかというテーマにあふれている。畑にしゃがめば蜘蛛や虫たちが生存競争に明け暮れ、雑草は太陽エネルギーや空気中の炭素、微量元素を取り込みその体に貯め、そして刈った草は長い時間をかけて土に還り栄養となり、化学物質の残らない土には想像をはるかに超える多くの微生物群が存在する。その姿はまさしく、熱帯のジャングルであり、ユーラシアの大森林であり、日本の里山そのもののミニチュアであるとさえ言える。
 人間にとっての自然はもちろん大自然そのままではないから、「栽培」という形をとる「自然農」が存在することにつながる。できるだけの自然環境を尊重しながらできるだけたくさん収穫物を得る方法を試行錯誤する。しかし目的は「収穫」のみにあらず、「共存」も同等に重んじてみる。そこで感じる思いや、感覚、知恵は、地球環境問題という目が眩みそうなマクロな問題を「直感」できるに違いない。


 もっともっとあるはずでもあり、もっともっとシンプルな言葉にもしたい。伝える、伝わるのは簡単な事ではない。



 今日のひとりごとのきっかけをくれた友人に感謝。

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2005年11月08日

コメント返信♪

神無月七日 晴れ

※11月6日の記事へのコメントに対する返信が膨らんでしまったので、記事にしてしまいます。

 以下、返信内容です。


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2005年11月09日

転んで起きて

神無月八日 晴れ   

 朝起きての日課は、空模様を眺めた後に視線を落として田んぼの様子を見ること。天気の様子で稲刈りの判断が必要であり、相変わらずスズメの様子も気になってならない。そんないつもの景色が、今朝はなんだか傾いて見えた。慌ててメガネを探してもう一度凝視する。

 ……崩壊。

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 万全に組んだつもりでまるで安心しきっていた稲架が、突っ伏すように転げていた。履くものも取り敢えず田んぼに駆け寄ると、竹竿が折れたでも支え木が折れたでもなく、きれいに横に流れて倒れている。犯人は風のしわざに違いない。風で倒れる程度にしか組めていなかった、小生の不手際である。

 一人で直す作業というのもなかなか手の折れる作業であり、掛けた稲穂の束をひととおり降ろして脇に寄せ、もう一度最初から丁寧に組むしかない。ここで手を抜いたら、また同じことを繰り返してしまう。はたから見たら、どうしてそんなことしてるのか、機械全般に頼って安全に効率的に食べ物作って人生送ればいいのに、と思うかもしれない作業。まあしかたないか、目の前の米が美味しく乾いてくれる為だ。いつになく集中して2時間、久しぶりに汗をかいての農(?)作業となりました。

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 もう、倒れてくれるなよな。
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2005年11月13日

午後の訪問

神無月十二日 晴れ@つくば  

 前日、大学に遊びに帰った。学部の後輩、同輩、先輩諸氏と体を動かし、肝臓を痛めつける。久しぶりの筋肉疲労と、久しぶりの一気飲み、毎回思うけどやめられんのう。

 翌日、酔いつぶれた末に友人宅の暖かいベッドの上で昼を迎えていた。つくばのこの時期は、毎年変わらずキャンパスを紅葉が取り囲み、誰もが秋の深まりを五感で感じることができる。今年もよろしく色づいており、用もないのに校内にハンドルを切ってしまう。

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 紅葉のシャワーに満足した午後、雑誌でみかけて気になっていた、自然に優しくおいしく取り組むお店等をめぐってみた。

 一軒目は「ルーラル吉瀬」。代表の根本さんにお会いして、つくばでの取り組みを伺うことができた。グリーンツーリズムって一言では表せないけどつくばの農的資源と都市的住民が交流していくことに面白さを感じているというお話は、とても素直に耳を傾けることができた。農業、食糧生産、そういううくくりではない、「人」と「農」のつながり。別段真新しいわけでもないだろうけど、第二の故郷と思っている場所で、こういった取り組みが広まっていくことってなんだか嬉しいんだな。これからも色々勉強させていただきたい、そんな場所との出会いだった。

 ルーラルの施設を案内していただいて遭遇したのが、「おうち展 by kise_renaissance 」。吉瀬地域に残っていた古民家を、楽しみながら再生していこうというプロジェクト。紹介してもらったメンバーは、筑波大学在籍の学生さんたちであり、身の丈にあった参加の仕方で過程を楽しむというスタンス、力の抜け方が、好印象でした。大掃除で出てきた年代物の古道具、民具たちは、「骨董品」などという肩書きを与えられることなくなんとなしに欲しがる人たちの手にゆだねられてゆく。今度、農具の「出土」があったら、是非とも財布を持って駆けつけたいとついついよだれが垂れる始末。

 日が落ちてお腹が空きだした頃、車を西に飛ばし、菜食レストラン「りっつん」へ足を運んだ。HPから引用すると、『りっつんのお料理は、魚介類、肉、卵、乳製品など動物性タンパク質をまったく使わない、雑穀・野菜・海藻・乾物・豆類を使った栄養バランスのとれたお料理です。』 楽しみに訪問していただいた初メニューは、休日にお得な「ホリデーメニュー」。玄米ごはんからオカズ、スープ、スイーツまで、全てが美味しさ工夫の料理。これこれ、これが食いたかったという満足の内容でした。そろそろ、自分でもこの辺の料理作りたいよなあ。これもまた、ありがたい出会い。つくばもオモロクなってきましたな。
 

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やっぱ秋はええねえ。
 
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2005年11月16日

あがれ

神無月十五日 晴れ

 月齢をみたら今日は十五夜だった、と友人からメールが入っていた。そうそう、今日は満月だよね。自分なりの気の持ちように利用しているだけではあるが、月の満ち欠けは人の気持ちに少しは変化を与えるのかもしれないと思っている。とはいえ、それがうまくまわる時とまわらない時もあるもので、今月はそんなに満ちてないかなあ。といった今日この頃。

 嬉しいことがあったり、楽しいことが近づいていたりして自分を奮い立たせようとしても、どうしてもぬるい方ぬるい方に逃げてしまう最近。誰も強制しないし、誰も悲しまないし、自然農の農作業なんてそんなもんでもある。

 冬の匂いが近づく風のせいだろうか。東京のネオン街に吹く風よりも、江南のあぜ道に吹く風のほうが、余計に物寂しさを感じた。夕方、日が暮れて窓を見上げると、部屋の電燈が今宵の満月にそっくりに映って見えてちょっと笑った。はやく、僕の満月もあがれ。

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2005年11月19日

食い散らかし

神無月十八日 晴れ   

 晴天が続く。昼の暖かさはガラス窓の内側だけの季節になり、ピーカンに晴れていても風の冷たさに田畑への足が鈍る頃になってきた。

 そろそろ稲刈りも終わらせたい時期であり、重い腰はまだまだ落ち着けそうにない。普通に米作りを想像される方にとっては11月に稲刈り?と耳を疑うかもしれないが、春の寒さが和らいだ頃に少し遅めに種まきをして自然に任せて育てると、晩生の種類や蒔き直したものなどは丁度今ごろ実りを迎えてもおかしくはない。自然農だから遅いというわけではありませんよ。さあ、ラストスパートといったところである。
 鳥避けネットを掛けることなく稚拙な紐を走らせた程度で今年はほとんど徴収されずにすんでいた「スズメ税」(食べられるということです)であったが、晩秋でいよいよ食べ物(虫達?)がなくなってきたのか、とうとう我が田んぼにも税の取立てが目立つようになってきた。彼らのお気に入りの場所は、モザイク状に刈り取りを進めて残ってしまった、一つだけ離れたイセヒカリの区画。他の区画はピクシー(カカシです)の活躍もあって大丈夫なだけに、食われた様子が目立つ。

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 稲穂をざっと見る限りわかりにくいのだが(よく見れば歯抜けに食べられた稲穂が見えます)、稲刈りをするとご覧の通り食い散らかされた痕跡があちらこちらに。

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 −籾殻が列をなしておりますね−


 それでもネットなしにこれで済めば御の字ではある。先月に干した古代米たちの脱穀はしないといけないし刈り取りは進めないといけないし田んぼばかりで畑には行けないし、ここに来て忙しくなってきた武蔵野自然農園。寒い朝に負けずに早起きして作業できれば余裕はあるはずなになあ。。。。

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2005年11月20日

日の出前

神無月十九日 晴れの朝  

 海外の友人から夜明けて間もない寝ぼけた時間に電話が入り、そのまま目を覚ました。そろそろ霜が降りはじめたかと久しぶりの早朝を眺めてみたが、霜の寒さには今朝は及ばず。今日も晴れるよーと東の空が笑っているだけだった。頭の奥がまだまだ寝足りないぞと言っている気がしたが、友人に感謝して外に出ることにした。こんな目覚まし電話も、たまには悪くないね。

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 日の出前、午前6時25分、田んぼもそろそろ起きる頃。
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最後の完熟

神無月十九日 晴れ

 稲刈りを進める。「旭竜」という白米の種類を今日刈り終えた。「イセヒカリ」よりも若干成長がゆったりめで、背が15cm程高い。分ケツ量が多く、多い株では茎が四十本近くにも分かれている。収穫量と味はまだわからないが、なかなかよさそうな感じがする。この地があっていたのかもしれないが、この太さは単純に嬉しい。

 風が穏やかになってきた午後、畑に足を運ぶ。畑は冬モードへの準備が着々と進んでいる様子。ここ数日で霜でも降りたのだろうか、夏野菜たちの葉、茎はしおれて、収穫し忘れた者達が悲鳴をあげている。おそらく最後になるであろう、完熟トマトをもぎ取り、種用にと残して採り忘れてしまっていた大豆をかき集め、対照的に勢いをつけてきた葉もの(水菜や小松菜など)の間引き菜も籠に入れる。サツマイモ、サトイモ、は完全に茎が枯れて、土の中に成果を掘り出されるのを待っている(はず)。
 こうして晩秋の畑で冷気に枯れはじめた野菜たちを見ると、今期の農作業がそろそろ終わりに近づいてきたことを感じる。米作りに追われて畑が少々疎かになったことを少しだけ後悔し、来期の皮算用が頭に浮かんでくるようになった。土を育てて二年か。まだまだこれからだよなあ。
 
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 今日の美味しさをパッケージ。
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2005年11月22日

朝霜と夕空

神無月二十一日 【小雪】 

【小雪】…冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也(暦便覧)
     陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。
     木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。
     ※読み:ショウセツ
     <参考:こよみのページ



 うっすらと、白い薄膜が降り積もる早朝の江南。南東の空から眩しく太陽が昇る頃、辺りは一面の霜に覆われていた。暦は小雪に入り、朝の布団に心の根っこが張りだす。立冬から二週間がたち、冬至まであと一ヶ月ほど、秋の盛りを過ぎて冬が産声をあげ、今の季節は「秋:冬=8:2」といった所か。一日の中で最も季節の移り変わりを感じやすいのは、もしかしたら日の出と日の入りの時かもしれない。空と、土に、季節の萌芽が見える、そんな気がした。まあ今の時代そんなことは一文にもなりゃあしないのだが。


 そして日が暮れ、夕空は翼を広げて眠りについた。明日は秋風は和らぎますように。


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2005年11月23日

機械類の季節

神無月二十二日 晴れ

 今期のタカキビの主(もちろん育てたのは小生)が遊びに来て、今年の脱穀第一弾を手伝ってくれた。まずは稲刈り第一弾をひと月前に済ませて乾燥状態が過度に十分な赤米である。

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 昨シーズンの冬場に手に入れた足踏み脱穀機(近日中にグラビア公開予定)を田んぼにやおら運び込み、シートを広げてエンヤコラ。初めて実使用するぎこちなさに重ねて、一年ぶりの作業の不慣れさも伴い、今日の作業は赤米ともち米の2種類で終了。さあ、紅葉が落ちきるのが先か、脱穀を完了するのが先か、冬本番までの競争が始まった。脱穀を済ませた籾たちは、このあとに「唐箕(トウミ)」で風選し、「籾摺り機」で籾殻を外し、玄米を「精米」して(もちろん省略してもよいが)、ようやく胃袋へ到達する。自然農の毎日の中で最も「機械類」に頼ることになる季節となる。

 

 タカキビ権利者である友人は、脱穀機にかけるまでもなく手作業でこそぎ落とせた程の収量に遠慮したのか、タカキビの籾を小生に全量寄付してくれることになった。来シーズンのさらなる増量を約し、ありがたく頂戴いたします。
posted by 学 at 23:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする