注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年12月20日

脱穀完了

霜月十九日  晴れ

 田んぼの隣を流れる和田川の土手を歩くと、川面の北側の日陰に沿って、ふんわりとした氷が広がっていた。いやはや、寒さがいよいよ目に見えだしてきた。

051220kawamo

 

 今日の作業は、最後の晩生種の脱穀。予定通りとはいえ、冬至が近づく田んぼに稲木が映える姿は、なんとなく恥ずかしいものでもある。神様が、いい加減に終わらせなさい、と腰の重いインチキ百姓を追い立てているのだろうか、朝起きると稲木が横倒しになっていた。これで気合十分、何が何でも今日中に終わらせてやる、とやる気に火がつく。自然農の諸先輩方に、脱穀は年内に済ませるのが吉と言われていた理由はこれだけではないだろうが、確かにこの冬の風も一因だろうなあとまた自分の糧が増えた。教訓の一句。

 −脱穀は 風が稲木を 倒す前−


 さあ、これで今期の米作り、田んぼでの仕事は完了完了。あとは、唐箕(風で籾と藁屑を選別する道具)にかけて、籾摺りして、新米が口に届けばハッピーエンド。さあ、年内のハッピーに辿り着くまで、、、、あと十日!? 




気まぐれ写真館   …和田川を検索していたら見つけました。
 (byフカダソフト)  関東地方の河川風景を中心に、実際歩いたような
            コメントがなかなか現地人にとっては嬉しいかも。

           …和田川1の(6)は、まさしく我が田んぼのすぐ側!
posted by 学 at 23:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 田の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする