注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年12月31日

もう少し

師走一日  晴れ

 2005年の最後の畑に出て、大晦日の食材を収穫。といっても、短い長ネギに極小の大根、可愛い可愛い小カブを数個。かくして、年越しのメイン料理は自然農の「白米」に主役を譲った。細く長くを祈る年越しそばではなく、丸く輝く年越しご飯にして、新米の収穫を喜んで頬張ることにした。

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 こんな大根でも、昨年よりは、倍の長さに育ってくれた。耕さなくても、雑草をかき分けて自分の力で大地に根ざしてくれた。耕せば、肥料をくれれば、現代農業でやれば、スーパーに飾られる大根は育つ。何故自分はそうしないのか。何故近道を選ばないのか。何故わかりやすい答えを選ばないのか。もう少し、その問いは続きそうです。もう少し、考えながら、種を蒔きつづけたいと思います。

 除夜の鐘が聞こえてきました。それでは、よいお年を。
posted by 学 at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする