この連休中、農園への来訪者が度々遊びに来てくれた。「自然農」というキーワードから結びつかなくても、「小松学」や「つくば」というキーワードから自然農を紹介するきっかけとなるのは、ことのほか嬉しい触媒作用でもある。自然農がまだまだ概念的な取り組みとしてなのかもしれない友人達の評価が、いつしか彼らの胃袋や手作業や生活に直結する日が来ることもほんの少しだけ夢見つつ、スーパーで買った野菜のバーベキューと生ビールの宴に興じたここ数日。まずは今年の収穫祭を思い描いてがんばるべえ。

3日の友たち。自然農の畑を初めて見る友の目にいったいどう映るのやら。
新暦5月5日は「立夏」。春が盛りを迎え、夏が産声を上げる頃。
【立夏】…夏の立つがゆへ也(暦便覧)
春ようやくあせて、山野に新緑が目立ち始め、
風もさわやかになって、いよいよ夏の気配が感じられてくる。
蛙が鳴き始め、みみずが這い出て、竹の子が生えてくる。
だが暦や歳時記の上では立夏といっても、気象的にはいまだ
春といった感が強い。「夏立つ」「夏来る」などとともに
夏の代表的な季語になっている。
※読み:リッカ
<参考:【室礼】和のこよみ>