注)記事の日付は太陰暦を用いております

2006年05月12日

ジタバタしてみて

卯月十五日 晴れ

 田んぼの苗代がどうも順調に発芽しない。4月半ばに籾を落としたのに、まともな発芽が見られず、「このままでは今年の田植えができない!」というサラリーマン時代には考えたこともない生々しい恐怖に襲われていた。愚かなインチキ百姓は頭をあっちこっちに揺さぶって犯人探しをし、やれスズメだ、雑草だ、挙句の果てには本来なら発芽促進のはずの『水位』さえも疑って平常心を失う。犯人はわからず、さりとて何もしないわけにはいかず、田んぼが駄目なら畑だ、と水田からはなれた畑に苗代を急遽こしらえることに独断で決定させた。(詳細は「つくし農園」Blog参照)

 ひとまず作った畑苗代も、やはり恐怖の筆頭はスズメである。数日間は、篠竹で作った天然素材の要塞で防いでみたが、二日三日し見回れば見回るほど、確かな被害はないくせに不安で不安でたまらなくなる。

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 要塞を覗くとこんな感じ、下は苗代保護の稲藁が見えます。
 
 やむなく心の安定と確かな安全策のために目の細かい鳥避けネットを購入し、ずいぶんと頑丈な苗代に様変わりを見せた。(土日に竹要塞を手伝ってくれた方たち申し訳ない。)
 
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 結局こうなりました・・・(汗) 


 と一安心した後の金曜日、あきらめがちに水田の見回りに足を運ぶと、なんともはや、稲が発芽を見せているのでした。なんでも、今年は全国的に苗代の発芽が送れているとか。はてさて、いったいどうなることやら。もちろん、水田の苗代も、畑の苗代も、無事に育ってほしいのが親心。ジタバタして、さりとて自然の摂理はそれを超えて背中を優しくなでて、少しは落ち着けと語りかける。
posted by 学 at 23:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする