文月二十一日 晴れ 時々にわか雨
茹でたてのトウモロコシを頬張る。完熟に達しきらずに獣害の手が伸びる前の成果をもぎ、甘めのウイスキーソーダを飲みながら主食でありオカズでもあるトウモロコシだけにかぶりつく。夕方の田んぼの帰り道にはご先祖様を迎える線香の香りがただよい、帰省できない親不孝を思いながらその煙を懐かしんだ。なんとなしに、風鈴が欲しくなった。
さて、現実。つくばでの自然農1年目は、なかなか手ごわい様相を示してきた。しかしすべては必要な体験となり、身にしみて血肉となるはず。
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注)記事の日付は太陰暦を用いております