注)記事の日付は太陰暦を用いております

2007年01月01日

謹賀新年

霜月十三日  

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本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

小松学 
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2007年01月04日

発芽

霜月十六日 曇り時々晴れ

 数年ぶりに正月を実家で過ごした。自然農にはまり込んでからなんとなしに親戚筋に顔を合わせづらく、帰郷する時も不義理を重ねて盆と正月を避けて帰ることが多くなっていた。昨年の秋に遊びに来てくれた従兄弟が緩衝材になるかなという助平心と、まがりなりにも農園を始めてチラシやWEBなどで活動が見え始めてきたことを過大評価し、覚悟を決めて大晦日の夕日に車を走らせることにした。


 元日の朝、港町の岸壁の向こうに、だいだいに染まる初日を拝む。慣れ親しんだ、身を引き締める冬の浜風に、初心と決心が洗われるような気持ちになる。今年は、「発芽」の年にしよう。ぽつぽつと芽を吹かせ、根を伸ばし、育つための基を作って、大気を知る、その年。焦らず、徒長せず、枯れぬように。

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 色々な人の期待と想いを背負いながら、魑魅魍魎と観音菩薩の世の中を生きるしかないのだから。そう想いきって、やるしかない。
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2007年01月06日

尽きない

霜月十八日【小寒】 雨 


【小寒】…冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)
     この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。
     寒さはこれからが本番。池や川の氷も厚みをます頃である。
     ※読み:ショウカン
     <参考:こよみのページ


 大学の後輩たちが小寒の雨の中、遊びに来てくれた。といっても夜、遊び=宴会というわけである。夕方の雨に濡れて根菜と葉菜を収穫した自分が、どこかしら滑稽な松の内。正月に改めて堪能した実家の雑煮を、初めて自分ひとりで再現してみた。


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 雑煮で1時間、初体験の任天堂Wiiで数時間、後輩との尽きない語り、朝まで。気がついたら、晴天の朝日が外を暖め始めていた。寒さを吹き飛ばす語らいは、いくつになっても我慢することができない。それが最近の悩みです。(嘘)




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Wii
、やっちゃいました♪
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2007年01月08日

農初め

霜月二十日 晴れ    

 随分とのんびり正月を過ごし、週末に訪れるかもしれない農園の参加者達に負けないようにと、重い腰を上げて2007年の農初めを行なった。とはいえ冬、蒔く種も植える芋もまだ時期ではない。さて何をするかなとぼんやりしていたら、実家から株分けしてもらっていた、父親が育てた庭木の幼木を思い出した。
 山モミジ、山椒、紫陽花、とあまりといえばあまりに渋いラインナップではあるが、畑の隅の彩りとして育ってもらうには何とも味わい深い気もしてくる。小生の夢の一つが、樹木、畑、水田の連なる自然農の景観を育てること。小さな小さなはじめの一歩として根付いてくれることを願う。この春までには、他の果樹数種もトライしてみたい。

 他には特にすることもない畑であるが、東側にそびえる杉並木から、圧倒的な枯れ杉葉が降り積もっているのには驚かされた。なかなか分解されにくそうな容姿の葉ではあるが、ありがたく、遠慮なく、亡き骸肥料として蓄えさせていただきます。積もり積もり、枯葉が野菜に姿を変える輪廻の畑。


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2007年01月11日

気の早い使者

霜月二十三日 晴れ   

 恥ずかしいことに(恥ずかしいのかどうかは自分で決めるのだろうが)稲の脱穀が済んでいない。霜が降り、氷の張る田んぼの中で、稲架に揺れる稲束がこちらをみて呆れているようにも見える。いやはや、早くしなければ。全部終わらせるまで、あと四日の作業日数はいるだろう。

 せっかくの晴れの日なのにその稲束を後回しにして、午前中、今週末の集合日に行なう竹刈りのために竹林の大家さんに挨拶に伺う。昼、畑の北東の隅に鬱蒼と枯れ茂る雑草ジャングルの開墾に手をつける。この場所は当初からの放棄地で、数年来の雑木と篠竹に進出を許していた地。昨年の隣接地の火災で大きな木は焼け落ちたのが幸いであったが、それでもシーズン中は手が入りきらずに荒らしたままにしておいたところだ。雑木が少々根を張っているといってもそこは自然農、耕すことは致しませぬ。できればこの区域に果樹を植えてみたい気もするものの、借地にあまり自由なことはできない。何を育てるかは追い追い熟孝することにして、今日は全域の篠竹と雑草を刈り払うことにした。竹の根を切るのは、やってみたらわかることだが随分と力のいる作業である。右手がごりごりと張ってくる頃合を見計らったように、篠竹の根に隠れるように小さな小さな早春の使者が顔を覗かせる。ついつい顔がほころんでしまうのは人の性なのであろうか、春の訪れを告げるのには鬼が笑うほど気が早いが、畑の草の下では人より先に季節を脱皮する準備が進んでいるのだ。オミゴト、フキノトウ!


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午後、陽の射して温まった庭先で、脱穀作業もやりましたよ。ふ〜、まだまだ残っとるねえ。
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2007年01月19日

竹の旬

師走一日 晴れ

 先週の農園集合日に、皆の手を借りて力作業を行なった。来シーズンの為の真竹の切り出しである。竹の用途は万能である。刈った稲を干すための稲木から、鳥獣害予防のために畑の東側に備える竹垣、細いものは野菜作りの支柱となり、インテリア、竹細工、様々に人のそばで活躍しながら、最後は朽ちて土に還る。軽く、強く、加工しやすい。その上、繁殖力が旺盛でいまや管理が追いつかずに邪魔者扱いされている竹林の方が多いとも聞く。

 紹介していただいた近所のご主人は、困ってるくらいなんだからいくらでも持ってっていいよ、と言ってくれた。僕らはその竹の切り出しを、楽しんで作業している。この需要と供給が、インチキ百姓がここにいられる一つの要素なのかもしれない。もちろん、好意に甘えすぎてはいけないと自制しながらではあるのだが。

 プレーヤーの一人と竹を運ぶ途中、これからの農村暮らしは「スープの冷めない距離」ならぬ「竹の運べる距離」かも知れないですね、と話した。軽い竹は、二人で肩に数本担いでも歩いて運べる。トラックにも頼らず、近所の裏山からの切り出した竹を分けていただく。その距離は、散歩に顔をあわせて農作業に雑談して、協力し合える関係である。

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 運んだ竹は、家の前に並べて干している。秋から冬のこの時期でないと、竹に水分が上がってきてしまい硬い材にはならないという。食べるものではないが、この竹も、まぎれもなく旬のひとつ。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地に足つけて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月20日

曇り日に

師走二日【大寒】 曇り時々・・・

 昨日から旧暦では師走に入り、今日から二十四節句の大寒を迎えた。目の前のこと、これからのこと、それこそ走り回りたくなるほど作業を抱えているが、曇り空の寒さにすくんで手が動かない。いや、コタツから腰が動かない。

 そんな時に限って、正月(もちろん新暦)に食べきれなかったモチが寝室の隅でカビに包まれていることを思い出す。こうして口実を見つけ、嬉しそうに部屋での作業をすることになるのだ。大きな一枚ののし餅を切り分け、表面の黴をこそぎ落とし、洗って乾かしてアルコールを噴いて、冷蔵庫、冷凍庫へ。たちまち庫内が餅だらけになる。一部は揚げ煎餅にしてみようか、とザルに干すことにした。干して割れた餅を揚げて食うのがまた旨いのだ。

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 夕方、ぶるぶる震えて庭をのぞくと、ちらりほらり、ふわりと雪が舞ってきていた。初雪の瞬間を見れた喜びもつかの間、ものの数分で雪は雨に変わっていた。

 つくづく暖冬の今を思い、そのくせ冬仕事を忌む自分の甘さを反省した。


 【大寒】…冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)
      一年で一番寒さの厳しい頃 。逆の見方をすれば、これからは
      暖かくなると言うことである。春はもう目前である。
      ※読み:ダイカン
      <参考:こよみのページ
posted by 学 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

しばし

師走三日

 今週一週間、出稼ぎのため筑波を離れます(笑)。ああああ、米たちよ、本当にスマン!!
posted by 学 at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

ないない

師走七日 晴れ




 自分はTVの前で座っているだけで、世の中に甘いことは「あるある」と期待して、裏切られたと怒るその崇高なる姿勢には頭が下がる思いがします。それにしてもたかが納豆である。納豆が全般的に健康に良いということはある程度の事実であり、それに少々付け加えてダイエット効果があるかないかという話に期待して裏切られたからといってなんなのか。その報道が「捏造」だと鬼の首を取ったように扱うマスコミや、良心的意見のオンパレードには辟易させられてしまう。小生はその番組をあまり観てはいないが、毎週ごとに異なる食材や栄養素をテーマに挙げて放送してきたことは知っている。単純に1年72週としても、それほどの数である。自分が知っている食材を72も挙げられる人がどれだけいるだろう。ましてや、それが何年も続いた長寿番組である。
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posted by 学 at 23:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 本質を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

病気

師走十日 晴れ

 人恋しさは世の常にて、声をかける者がいてくれさえすれば喜んで足を運ぶ。旧来の友も、新たに交わる友も、この日を待ちかねて酒を呷り歌を重ね夜に語る。

 出稼ぎの帰り足に東京に寄り、夜の20時から朝の○時まで。皆、社会人である。人に、まぐわいに飢えているのではなく、語りの尽きぬことに潔しとしているのだ。先に店を出る顔の、なんと名残惜しむさまか。つわものは、その後さらに朝飯を会したとのこと。少し羨ましく。

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 終わって数日で、またやりたいなあなんて思うのって、病気かね。
posted by 学 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 友と共に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

まだまだ

師走十三日 晴れ

 昼の暖かさに感謝して、稲架に残る稲束を一気に脱穀する。冬の寒さが本格的なこの時期は、たとえ昼といっても外で作業するのに億劫になりがちで、今日のような暖かさは逃すわけにはいかない。ぎーこぎーこ、と季節外れの足踏み脱穀機の音が響く。


 通りを眺めれば白梅、雑草を覗けば野花、そこかしこに暖冬の温もりが垣間見え、心を躍らせる。そんな日の夜はきまって底冷えがやってくる。風邪も鬼も我が身を狙うこの頃、春を期待しすぎずに寒中を凌ぐのが吉。まだまだ、冬は続く。
posted by 学 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする