注)記事の日付は太陰暦を用いております

2007年02月04日

開花

師走十七日 【立春】 晴れ


070204kaika



 青みは薄いが透明感は高い冬の晴天の下、筑波颪(つくばおろし)に白梅が強く揺れていた。

 
 「明日は、風も落ち着きポッカポカの陽気に見舞われるでしょう」という天気予報のお姉さんの声を信じて、農作業の手を明日に伸ばし、今日は田畑の周囲を散歩することにした。冬の盛りに春は産まれる。暦は、今がその頃合いだと説く。いざ廻れば、歩くその足元に、枯れ草の間に、フキノトウ、オオイヌノフグリ、ホトケノザが、見え隠れ。見上げれば、梅の開花に桜の蕾、おまけにいよいよ杉も開花である。

 慌てて、花粉用マスクを押し入れから引っ張り出す。Blogに綴るのも忌まわしい、ついにこの季節が産声を上げたのですね。やれやれ(笑)。




 【立春】…春の気たつを以て也(暦便覧)
      この日から立夏の前日までが春。
      まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、
      九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃である。
      ※読み:リッシュン
      <参考:こよみのページ

posted by 学 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする