注)記事の日付は太陰暦を用いております

2007年02月11日

天然素材

師走二十四日 晴れ
 
 ウサギなのか、キジなのか、スズメかカラスかヒヨドリか。獣害鳥害問わず、健気に育つ野菜たちを我が物顔で食い散らすインベーダー(侵入者)に少々悩まされたこの一年。上から襲う、鳥の害からは別として、まずは陸、ウサギの進入を防ぐべく畑の東側、篠竹の藪との境にフェンスを設けることにした。

 先月切り出した真竹を杭に立て、藪を開拓した篠竹を横に渡して組み上げる、インチキ百姓オリジナルの、簡易竹垣である。竹の資材がもう少し豊富に切り出せたら、巧みな技術と十分な作業量を投入できたら、という「たられば」は叶うことなく、限られた資源と時間は、創造力を産みだす源泉となる。かくして思いつきの竹垣は、農園メンバーの頼もしき協力の甲斐あって、予想以上に納まりの良い風合いに仕上がった。

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 <photo by yamaさん>
 

 竹、篠、ジュート紐、そして何よりメンバーの手と汗。完成まではもうしばらくかかりそうだが、またひとつ天然素材の手作り構築物が畑の仲間に加わった。

 まあね、ウサギはこれしきで諦めるタマじゃああるまい。それはまたその時の話。モグラ?カラス?ヒヨドリ?ムシ?・・・しばらくはその名前、忘れさせてくださいませ。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする