注)記事の日付は太陰暦を用いております

2008年10月05日

名月の前に

長月六日 晴れ

 一週間後は十三夜。長月九月の名月は、別名「豆名月」とも言われている。

 豆は、枝豆。インチキ百姓の自然農畑にも、ようやく、待ち焦がれていた枝豆が収穫の頃を迎えた。今年の畑は○×△、1年目の土は□☆※、他の作物はさっぱり◇◎×…、と雑音は後回しにして、まずは採れたてを味わうべし。

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 明日は「つくいち」。枝豆用、大豆用など数種類が実り始めてきたので、食べ比べて一番おいしいものを出荷することにする。yamaさんとわっせわっせ茹でて、しばし旨味にうなる。……いいもの育ってくれました。
 


 本日の献立、自然農ブレンド米ご飯、葱と豆腐の味噌汁、薬味ショウガの冷奴、そして枝豆祭り。豆腐以外は自然農の恵み。全てありがたくいただきました。
  
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日本食記:日本だけの食習慣 エダマメ
 
 …枝豆についてのウンチク、豆知識を見つけました♪
  中段には十三夜の記述もあり、なかなか為になりますね。


 …日本食紀という記事、もともとは小田原の蒲鉾メーカー「鈴廣」さんのHPから。
  季刊誌「如(ごとし)」に連載されてるコーナーでした。他の季節もなかなか乙。
posted by 学 at 01:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 食の喜び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

それぞれの一日

長月三十日 晴れ 
 
 2日過ぎた今も、振り返る手がかりも、表現する言葉も、的確なものが見つからない。10月26日に友人が主宰するDan's tableにて行った初めてのワークショップ。6年近く自分なりに続けてきた自然農を、農園とは違った場所で、農作業とは違った時間で、いったいどんな一日を届けられたのか。
 心に湧き出た言葉を口に紡ぎ、ゆっくりとその言葉に耳を傾ける。「自然農」に、実際に触れ、見て、聞いて、話して、自分の中の「何か」に少しずつ響いていく。そんな一日を思い描いて。

 曇天の朝、霧雨の午前、自然農野菜のランチ、薄明るさが戻った午後、そしてつるべ落としの夕暮れ。具体的な言葉として、何かが残った日ではないかもしれない。それでも、ワークショップの終わりの皆さんの表情が穏やかで、もしくは何かが内包されたような高揚感も見え隠れして、誰かしらのどこか隣に、自然農がちょっとだけ根付いてくれたような気持ちになれた。今は、それだけでいいのかもしれない、いやそれ以外には、できることなどないのかもしれない。
  

 参加者それぞれに灯った、その日一日の時間、空間、言葉。「終わった今、みなさんそれぞれが感じ得たことが真実です」というDanさんの言葉こそが、シンプルで、当たり前の本質なのだということ。 この後の暮らしの中で、ワークショップの一日がどんな意味を持つのかは、まるごとすべて、皆それぞれにお任せするしかないのだということ。

 自ずから然らしむる。自然に任せて。己の内にある、心の起こりに耳を傾けるごとく。
 


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 神送りの今日の西の空。明日からの神無月を想う。百姓は己の田畑に戻り、また雑草たちと向き合うのみ。



〜Big thanks to Dan & saya〜
posted by 学 at 23:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 地に足つけて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月31日

嫁ぎ先

神無月三日 曇り



 日曜日はつくいち。月に一度、第一日曜日、つくばの朝市、そんなキーワードが少しずつ根づきつつあるような、今回で4回目の開催。今回は、自然農の野菜を3店舗でメニューに取り入れていただくことになった。嫁ぎ先はご覧のとおり。

 枝豆 ⇒ ベッカライ・ブロートツァイト 【枝豆パン】
 
 枝豆 ⇒ りっつん 【つくいち中華丼】
 
 柿  ⇒ ナチュカフェ 【柿のスイーツ】
 

 それぞれのお店で、別の出店生産者の方の野菜を使ってのメニューも増えてきているようだ。

 畑で育ったものをただ売るだけでなく、こうした繋がりの中でより美味しく加工されて来場者のもとへ届いていくのもまた、つくいちならではの楽しみのひとつ。 
 百姓にとってはよくあることなんだろうけど、インチキ百姓にとって、育てたものが、プロの手で調理されてまた野菜たちの別の姿として目にすることが、とても新鮮で嬉しい。

 明日は収穫で忙しくなりそうだ。いましばらくはもう少し胸を張ってこのつながりを続けられるように、種播きと畑の面倒に時間を掛けるしかないのである。
posted by 学 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 地に足つけて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする