注)記事の日付は太陰暦を用いております

2008年12月22日

ギュウ

霜月二十五日 曇りのちみぞれのち雨

 文字通り、明け方まで飲み明かしての遅い昼。昨日から続く生暖かくて横殴りの風が、二日酔いの屋敷に吹き付ける。家の周りの雑務作業で酔いを落としていると、その気味の悪い空気が、急激に温度を下げて引き締まってきた。ギュウと背骨を絞り上げるような圧力のある寒さ。

 部屋の中でもニット帽とマフラーをしながらコタツにもぐりこんでPCをたたいていると、窓に粘り気のある打撃音が響いてきた。雨粒と氷粒が風にあおられて横に広がったような、溶けかかった半端なみぞれが無数に打ち付けられている。わあとカメラを手にとりレンズを向けると、みぞれはすぐに雨にかわってしまっていた。この雪に至る前の、湿り気のある冷たさ。唇と指先が、乾いて痛むような2月の寒さとは違う、秋に落ちた葉を優しく土に戻しながら霜をじっくり落としていくこの季節の、重みのある寒さを経て田畑はいよいよ眠りにつき始める。

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 米の脱穀、畑の冬作業、まだまだ残っているのだよね。毎度毎度、この寒さの前に終わらせようと思ってできた試しがない。冬眠前のひと仕事、さあ今年中に目途をつけられるか。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする