睦月廿日 曇りのち晴れ
前夜からの風雨が見事に通り過ぎ、つくし農園、2009年度スタート。我がホームグラウンドに、今年もプレーヤーが集い新たに息吹を注ぐ。
なにはともあれ、スタート。田んぼの拡張とか、畑の畝作りとか、ジャガイモとか種とか作付け計画とか小屋整備とか、ウズウズがホカホカしながらのスタート。にぎやかしく、たくましく、うわつきもせず。
メディアから遠ざかっている小生の耳目にさえも届く、このところのメディアの「農」ブームは、嬉しくもありもどかしくもあり我関せずとも思えたり。春のざわめきが様々にうねりながら吹きぬけようとしているが、自然農の足元はどんなブームにもおびやかされずに、ただ生き物達の営みにのみ委ねられて動いていく。そんな足元に気づくことが「農」に込められたメッセージであり、それが広がるのだとしたら、ブームは願うばかりなのだ。
今年も、さあて、これからこれから。 まずは、第一歩の歩みを終えてひと安心。
注)記事の日付は太陰暦を用いております