睦月廿四日 【雨水】 晴れ
先週の金曜日、ついに始動しました。あれだよ、あれ。
庭の梅の背景にそびえる、弁柄色に包まれる杉の木。せっかくの梅も、わくわくの農作業も、のんびりの庭ビールも、全部を憂鬱に変える、あの野郎。よりによって家の裏におはしますよ。ああああああああ、てめえのせいで、田畑への腰がどれだけ重くなることか。君の花粉を勝手に敵だと誤認してしまう、いとしき我がIgE抗体の健やかな働きが憎い。さりとて、最低限で付き合って、茶や薬草でなるだけ抑えて、過ぎ去る喜びを待つしかないのだがね。
でもさ。ああもう、なんなの、よりによって、裏庭。
※成分解析 〜「コトバ」から「色」、調合します
…ひょんなことから見つけた、コトバを「和色」に分析してくれる面白サイト。
ちなみに杉花粉を調べたら、 ⇒⇒⇒
49%が赤銅色(しゃくどういろ)、35%が弁柄色(べんがらいろ)、13%が金色(こんじき)、3%が赤(あか)でできているとのこと。なかなか不思議なことに、当たってるのが楽しい。
【雨水】…陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)
★雑草屋的季節分布★ 冬:春=7:3
雨水とは、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、
忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があります。
とはいえ東日本ではまだ雪が深く、関東・東海地方にあたっては、
この時期から雪が降り始めるそうです。
※読み:ウスイ
<参考:日本文化いろは事典 & こよみのページ>
注)記事の日付は太陰暦を用いております