いつのまにか暦は小暑を過ぎて水無月に入り、間もなく梅雨が明けた。明後日には大暑を迎えるが、なるほど、この暑さである。いくつかのWEB環境の調整でHPが止まっていたが、それにも増して慌ただしく汗ばかりかいて過ごしていた。
田植え、草刈り、雨、田植え、草刈り、雨、ジャガイモ、草刈り、田植え、つくいち、雨、集合日、田植え、草刈り・・・・いつのまにか、夏。田植えは7月頭の半夏生には植え終わるのが心得なのに、やはり今年も、ずれにずれて海の日を越えての完了となってしまった。それでも、やらないよりはましではあります。
手元足元の草いきれとの奮闘と熱射でよれよれと空を見上げると、朝昼晩と常に雲と太陽は融通に変化している。梅雨どきの早朝の、朝霧に明ける東の空。昼の作業に音をあげて見上げる、水色と白とそれを映す水田。作業に暮れて腰を伸ばすと、立ち昇る西の雲を照らす夕日。

朝

昼

夕
自分をどこまでも小さくする大自然の天空と、自分のどこまでものエゴイズムを映し出す小自然の田畑との間に、己れはある。「あちーし きちーし 酒のみちー」と、学生時代につぶやいた自分の本質は、いつまでも変わらぬものでもあるのだ。手応えを感じる今年の水田、試行錯誤と比例せずに手数がのびない畑作業。少しでも前へ、少しでも太く、少しでも深く、手元足元の動いた分しか、それは育ちはしないのだ。
あーーー、レッツビアガーデン。