8月、雨が降ってくれるまでBlogは書くまいと、先月のいつ頃からか意地になって更新せずにいた結果、初めて記事をアップしない月になってしまった。暑さはまだ、我慢できるとしても、おい、雨。降れよ、降ってくれよーーーー。
そんな昨日の午前中。朝からの草刈りに倒れてゴザの上で寝転がっていると、北の空からわしわしと迫り来る積雲が頭上に迫り来る。

その勢い、低さ、黒さ、そして筑波山への雲の係り具合から、これは!!?!?!??!?と期待に涎が出る。今か今かと舌なめずりして、待つこと十数分、陰気な積雲の一行が頭上を通り過ぎ、快適な日陰を作り出しただけで何物も落とさずに南に去っていってしまった。そして注がれる、大炎天。キュンと淡くときめいた乙女の恋心を、無残に引き裂かんとばかりの紫外線と赤外線。そしてまた、雨の無い日が更新されることとなった。
真剣に思い出すと、8月7日ごろ、はらりちらりと雨粒がかすめていったのが記憶の最後。それからは確認できる降雨がない。
何事も、適度が一番なのはいうまでも無い。確かに田んぼは目に見える水は引いてしまっているが、草に覆われた株元は絶えず湿りけを保ち続けている。それにはやはり自然農のたくましさに驚き、一方で昨年に比べて分蘗の少なさや出穂の遅れも気にかかり、天候気候の影響の大きさにも感じ入るのである。

細かいことはいくらでも気になることはある。駄目なことだらけ。期待してそれに適わぬことの方がおおいこの年。それでも、この目の前の状態を完全な事実として次のシーズンを見つめなければ成長がない。逆に言えば、今のこの状態から初めて畑をスタートさせると思えたら、ただまた改めて自然農をはじめるだけなので、引きずる必要がない。どんな状況でも一番ふさわしい手入れを考えて、それに応じて「補い」(自然農でいう追加の有機肥料分を意味する)を考え、作付種を選び、作業する。それだけなのだ。今年の天候に限らず、これまでは、その応じ方がやはりしっかりと備わっていなかったように思える。
天候にも十分に左右されつつも、完全なる言い訳にはしてはいけない、それと同等にしかるべき自分の取り組み。そして畑を見る目。十風五雨の程よいお天気を心待ちにしながら、最良の田畑になってくれるべく体全体で応じていく。それが今のところの希望なのです。
それでもやはり、実のつかない枝豆畑に、ため息1000%なのはしょうがないよね。そして続くは猛暑の天気予報。

※参考:weathernews(ピンポイント天気)
ええ加減にせえよーーー。