注)記事の日付は太陰暦を用いております

2010年10月10日

無題

長月三日 雨のち晴れ

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 程よく雨が訪れ、程よくお日様が降りそそぎ、種蒔きしたそれぞれの芽が、程よく発芽ごろを迎えている。この具合の良さに、あとは程よい土が用意されれば、心地良い自然農の畑が万全に展開されるのだと思う。まだまだ発展途上の我が雑草屋の畑を尻目に、このところ、つくし農園の中に心地良い畑空間を整わせつつあるプレーヤーの方達がいて、本当に嬉しくなる。この2年、3年の間に様々な要因に悩み、考え、そのたびに手足を沿わせて対応されてきた先に、「ひょっとして、この土はとてもいい感じかも」とワクワクしてしまうような畑。それは私の大雑把な対応よりも地道であったり、私の主観的な対応よりも大胆であったり、各々の「自然農感」がそれぞれに発揮された、一つの自然農的な成功でもあると言える。成功という言葉は、自然農を語る上では特に必要ない言葉だとも思うのだが、それでも、(例えその先にどうなるかは分からないとしても、)過去から見ての今のワクワクするような畑の様子を眺めていると、「失敗」とは程遠いなあと素直に思えるのだ。

 そんなプレーヤーの方の区画を見て、自分の来年、再来年の畑に大きく希望を持ち、また一方で俯瞰して、全国で楽しんでいる自然農の諸先輩方の畑を思い出しては、やはり自然農の正しさ(間違いの無さ)に一歩確信が深まることになる。

 効率や、経済性や、成功や、発展といった言葉側からは、もしかしたら批判されるかもしれないとしても。


 まだまだ手探りで、我こそが「自然農」についてもっと知りたいと思っている小生ではありますが、晩秋に一つのイベントを開催することになりました。=======================================
 第2回自然農ワークショップ in ダンズテーブル

 『自然農と想いを巡らす一日vol.2』の開催

 興味のある方は、こちらからのアクセスを。
 心よりお待ちしております。
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一昨年前の第1回では、こんなことに想いをめぐらせていました。さて第2回目の今回はいったい。

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実れ赤米。
posted by 学 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 地に足つけて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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