昨日の立冬をつくいちで迎えた。冷たく湿った朝露に煙る早朝の畑で冬菜を間引きし、朝めしに雑草を食べさせたヤギを車に載せて家へ戻る。少し恐がっていた腰(まだギックリはしていない)はどうやら回復傾向に向かっているようで、友人にお借りしたサポーターのお蔭もあって、軽作業であれば問題はない。
前日の集合日での暖かな陽気を期待して少し薄着で家を出たが、陽射しが遅れて、秋の寒さを感じる開場となった。来場者の出足は上々。サツマイモ、里芋、菊芋、生姜といった土モノに加えて、間引き菜(今回のつくいちでは「早摘み冬菜」と命名♪)の緑色も加わり、久しぶりに彩りと品揃えに賑わう雑草屋本舗のスタッフにもついつい笑顔がこぼれる。

朝の寒さもいつのまにか太陽に押しやられ、中央公園の芝生は、月に一度の青空市場を楽しむ方たちであふれていた。小春日和とファーマーズマーケット。子細は抜きにしても、この相性の良さについては異論はあるまい。売り手も買い手も雑談しながらいつのまにか時間が経過し、早締めが続いたここ最近では珍しく、気が付けば終了予定の14時を回っていた。
田畑はまだまだ途上の自然農。その途中の折々に触れるこうした作り手の小さな喜び。先ははるかな道にも見えるが、こうした補給があって、さらにもう一歩前に歩ける。いつもお手伝い&協力していただいている皆々様、感謝感謝です。自然農の野菜を、わざわざ雑草屋本舗でお買い求めくださる皆様、本当にありがとうございます。
さて、またがんぱっぺー。 今週は、(もうほぼ回復した)腰の養生に専念しますぜ。