少々温い、今年の冬初め。霜も霜柱も降りてるようで降りず、思い出すようにちらほらと凍る。もちろん日中も、長袖二枚でおつりが来る程度の暖かさ。畑作業中に通りがかった地主さんも、今年は寒くねえなあ・・・これはそのうちがつんと来っかもしんねえ、といぶかしがる。
まあ、寒さとかはいいんだけどもね。とりあえずは。この冬は、身の回りで、色々なことが過ぎて行っております。いろいろ。
本当は「近江屋商店」さんの宣伝もしたいし、自然農ワークショップの残像も綴りたいし、ああだこうだとあるんだけれども、毎日毎日、畑とヤギと野菜と自炊とビールとスナック菓子とアルバイトと友人と家の掃除と庭の掃除とてんやわんやと過ぎています。旧暦では師走はまだひと月先。農作業の大忙しは、まだまだもう少し先まで続く予感。脱穀して、籾摺りして、冬支度して、草刈りして、土作りして、来期の宣伝して、その先にあるほんの一息のお正月まで猛ラッシュだわね。とはいっても、新暦の年末年始の賑わいには、心浮かれるのではありますが。

脱穀を終えて、いよいよ籾摺りを待つ新米たち。もうすぐ、お口の中へ。

こちらは先月、神無月の満月頃の夕暮れ。日暮れに空気が締まる季節になってきた。