注)記事の日付は太陰暦を用いております

2010年12月08日

ああだこうだ

霜月三日 晴れ

 少々温い、今年の冬初め。霜も霜柱も降りてるようで降りず、思い出すようにちらほらと凍る。もちろん日中も、長袖二枚でおつりが来る程度の暖かさ。畑作業中に通りがかった地主さんも、今年は寒くねえなあ・・・これはそのうちがつんと来っかもしんねえ、といぶかしがる。

 まあ、寒さとかはいいんだけどもね。とりあえずは。この冬は、身の回りで、色々なことが過ぎて行っております。いろいろ。
 本当は「近江屋商店」さんの宣伝もしたいし、自然農ワークショップの残像も綴りたいし、ああだこうだとあるんだけれども、毎日毎日、畑とヤギと野菜と自炊とビールとスナック菓子とアルバイトと友人と家の掃除と庭の掃除とてんやわんやと過ぎています。旧暦では師走はまだひと月先。農作業の大忙しは、まだまだもう少し先まで続く予感。脱穀して、籾摺りして、冬支度して、草刈りして、土作りして、来期の宣伝して、その先にあるほんの一息のお正月まで猛ラッシュだわね。とはいっても、新暦の年末年始の賑わいには、心浮かれるのではありますが。


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 脱穀を終えて、いよいよ籾摺りを待つ新米たち。もうすぐ、お口の中へ。
 
 
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 こちらは先月、神無月の満月頃の夕暮れ。日暮れに空気が締まる季節になってきた。 

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2010年12月17日

アクセル

霜月十ニ日 晴れ

 暖かい初冬だ、などと言っていた舌の根も乾かぬうちに、冷たい雨を越したここ数日のつくばは本格的な寒さに包まれようとしている。朝には薄い霜が降り、水バケツの表面には淡い氷が張るようになった。林に積もる落ち葉もぐっと重みを増し、その分、空が少しずつ開けてくるように感じる。冬の空の、どこかしらくっきりとした開放感は、こうした知らぬ間の落葉樹たちの営みによって作られていく。

 ひとしきり種播きの季節は休みに入り、もっぱら畑での作業は、草刈りと土の養生ばかりとなった。自然農の畑で野菜が十全に育つことが目的の一つであるならば、冬の間の土との会話は、自身が思っている以上に大切な時間だ。春から秋、作業に追われる季節では、成り行き上どうしても育てる作物の動向に注視してしまい、土にフォーカスできる分量が落ちるのは経験上しかたがない。それならば、作業の少ない冬の内に、というよりそれこそが冬の作業だとアクセルを踏んで、土の、畑の、草の、根の、状態を見て、触れて、想像して、次の春への準備を進めたい。

 今、主に野菜に育ってもらっている畑は三箇所ある。子(ね)の畑、午(うま)の畑、未(ひつじ)の畑、それぞれ、状態、今までの手のかけてきた内容が異なる。それぞれに、生えている草、生えてきた草、野菜の育ち方も違っていて、それはメモ帳であったり、頭の中であったり、記録されてきた。その各々の様子をイメージし、どんな手の加え方をこの冬にして行くかを行きつ戻りつしている。チガヤを冬の間に根から抜き切る箇所、家の裏の林や隣の桑畑からの落ち葉を持ち入れてみる箇所、畝間の溝に、刈り倒した枯れ草や周囲のセイタカアワダチソウを敷き詰めてみる箇所、一日一日、少しずつしか進まないのであるが、初春の声を聞くまでの数十日をかけて、手足と気持ちを入れて、その先に畑が整っていくはずなのだ。あくまでも、そのはず、でいいのだとしても。

 それすらも楽しめるのだから、まあ幸せ者なんでしょう、私は。いろいろいろいろ、どんなことも人生では起こりますが、時々に飲みつぶれ、友人や学友に大言壮語し、歌い、笑い、本を読み、そうして生きて、死ぬまでの繰り返しに自然農を織り交ぜて。

 また明日、畑に這って、草を抜く。それが今のところの冬の楽しみなのだから。

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 それにしても、夜の屋敷がすこぶる冷えてまいりました。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然農のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月18日

定期便

霜月十三日 晴れ

 未(ひつじ)の畑の奥、前年までセイタカアワダチソウが繁茂し、頭上を覆う桑の大樹からの落ち葉が降り積もっていた箇所で、この秋に播種した冬野菜が元気に生育している。何年かぶりのまずまずな生育の様子を眺め、そして手に取り、口に運ぶことは、やはり嬉しい。隣り合っては生育を競う野菜たちを、間引きしては味見し、程よいものを時々に、他の方への口にお届けできるのも、やはりなお嬉しい。

 少ない量ではありながらも、幸いにも自然農の野菜を食べたいと言ってもらえる友人へ、気ままな定期便での(それは不定期便と言うべきなのだろうが)野菜セットのお届けを始めることになった。ザル籠に手渡せる分を入れて、数日おきの収穫。いらない時はいらないでもいいし、出せない時は出せないし、それでもいいよと言ってくれる間柄での、気ままな定期便。今のところこれ以上増やせるイメージは出来やしないが、ありがたく、励みにさせていただいてます。


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 朝霜に冷えるカブが、たまらない甘さを蓄え始めた。
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2010年12月25日

徒然すぎ

霜月廿日 晴れ

 冬至、天皇誕生日、クリスマスイブ、クリスマス。冬を迎えての、雑踏ではここぞとばかりに賑やかな数日が通り過ぎる。闇雲に一人でもあり、川の流れのように人にも会い、何かとソワソワしながらも、酔いにまかせて布団にもぐる日々。

駄文です
posted by 学 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする