注)記事の日付は太陰暦を用いております

2011年04月18日

垣根をこえ

弥生十六日 (望月) 晴れ 

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 「茨城県」の「民主党議員」が、「福島県」の「自民党議員」に優しいパスを送り、安全が確認されたものの正規価格で取引されずにいる茨城産、福島産の野菜を救うためのプロジェクトが動き始めている。五十嵐つくば市議を中心とした方たちによって、震災後の茨城県の野菜農家の原発による被害を受けている現状を乗り越えようと、「イバベジ」の愛称の下に茨城県産野菜の野菜ボックスの販売が今月初めにまずスタートした。曰く、「安全認定を満たした農産物に限った野菜の詰め合せ『野菜ボックス』 を販売することでこの危機をみなさまと一緒に乗り越えるべく活動をしています」のビジネス支援プロジェクト。第二の故郷つくばでスタートしたこの素晴らしい取り組みを、第一の故郷いわきでもどうにかつなげて欲しいと、とるもとりあえず実家の母と近しい斉藤福島県議に電話をしてみた。電話をしてから、五十嵐氏の政党と斉藤氏の政党を思い出し、これはまずかったかと思案したが、五十嵐氏は「イバベジをフクベジ、ミヤベジ、どんどん広がってもらえたらいい」と歯牙にもかけず、一方斉藤氏も、「いわきの農家を助けるプロジェクトに是非とも」とあっという間に連携が進み、明日19日にはフクベジの、第一弾が動き始める運びとなったそうだ。

 不思議なものだが、「自然農」の百姓が、「慣行農」の農家の野菜の流通を心から応援してしまっている。体の健康、自然の摂理などを大きな指針においた自然農に身を寄せるイチつくば民が、低量とはいっても健康への影響の評価はまだまだ不明瞭であり、自然の摂理に大きく反してしまった、放射線被曝の可能性がゼロではない野菜、また普通の化学肥料や農薬も使用されているであろう慣行農法の農家さんたちの生活を、どうしてか支援できることはないかと考えている。もちろん自分の自然農を日々続けることは変わらずに。
 
 自民党も民主党も、原発推進派も反対派も、やりたいならとことんやればいい。ただし、今このどうしようもなく先行きが見えにくい世の中で必要なのは、決して従来から引きずりきって腐りかけている対立型の思考回路ではなく、反対も賛成も飲み込んで推し進めていく解決型の思考回路でしかない。 喫緊の課題から最優先して選択して手をつけながら既存の垣根をぶっこわして四方八方に視野を飛ばして進んでいくことが、政府、非政府組織問わずに求められている。対立軸に寄ってしか発想できない人は、どうぞ眠っていてください。
 
 震災前も震災後も変わらない、個人的な、あるいは周辺的な悩み、不安はいくらでもある。現在進行形で真っ最中でもあるし、見通しだってよくわからん。それでも、前に進むしか、というか生きるしか道はない。「内閣外ですが責任ある立場を用意しますので協力してください」と何かを出し惜しんで政局に注視する民主党国会議員。ここぞとばかりにニヤついて、「そんな都合よく民主党さんに協力できませんよ」とTVで話す自民党国会議員。もうどっちでもええわ。我々は国政を追い抜いて、垣根をこえて、自分達でできる復興支援を、路傍の石からでも始められる。被災地は、今日も生きて生活してるもんね。

『茨城・福島農産物サポートプロジェクト』
どうか皆さん、応援してください!
全国に散ばるいわきの皆さん、一箱からでも注文できますよ!


posted by 学 at 07:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 友と共に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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