注)記事の日付は太陰暦を用いております

2011年05月25日

どうでも

卯月廿三日 晴れ

 雨が二日続き、久しぶりにぐっと晴れた。 先週土曜日の21日、暦では「小満」を迎え、夏の気が、辺りに充満し始めてきた。その週末に山に入り、裸足で踏み分け、闇に座し、火をおこし、動物と人間の関係性に想いをめぐらせた。書物も、思考も、会話も、段々とどうでもよくなっていくような気分が充填されてきている。言葉よりも大事なもの、認識よりも大事なもの、存在。頭をできるだけ小さくして、感覚を。
 外に発することも、中に満たすことも、大事だと思い込んできただけで実はどうでもいいのかもしれないということを、火を熾(おこ)し、裸足で山に踏み分け入りながら、感知されていくのだった。知識は人格を制しない。

 苗代の籾が発芽して田んぼの雑草は生い茂り、畑の草も覆いはじめ、鳥ともモグラとも戦いながら作付けをすすめる。言葉よりも行動。それのみ。


 
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にんにく

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おおむぎ

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なっぱ

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きくいも

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天道虫



※コメントへの返信をちょっと休憩中。お許しあれ。
posted by 学 at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする