第三十一候:小暑初候
【温風至(おんぷう(あつかぜ)いたる)】
=暖い風が吹いて来る=
(新暦7月7日頃〜7月11日頃)
【温風至(おんぷう(あつかぜ)いたる)】
=暖い風が吹いて来る=
(新暦7月7日頃〜7月11日頃)
第三十二候:小暑次候
【蓮始華(はすはじめてはなさく)】
=蓮の花が開き始める=
(新暦7月12日頃〜7月16日頃)
【蓮始華(はすはじめてはなさく)】
=蓮の花が開き始める=
(新暦7月12日頃〜7月16日頃)
※今年から七十二候を取り入れてみました※

梅雨があけず。時々にからりと晴れて夏を思わせる数日もあったが、このところまた雲やら風やら雨やらが戻り、いつになくおつゆがしっとりと田畑を濡らしている。
時には宝篋山(ほうきょうさん)に雲がたなびき、時には晴れ間に紫陽花が輝き、田んぼは水を貯め、畑は朝露にじっとりと濡らし、ただただ雑草は背丈を伸ばす。暦ではそろそろ梅雨も明けて夏本番へとにじり寄っていているものの、今年はいま少しだけ、作業の遅れを許してくれそうである。
自分に欠けているもの。今更ながらであるが、丁寧さと着実さと根気強さである。農具置き場の整頓が行き届かず、畑も所々に手付かずあり、田んぼも今年も計画通りには進まず。毎年今の今までなかなか向上していかんもんで困ります。一言で言えばだらしないんだよなあ。
そろそろ、だらしない自分から一皮剥けていかんといかん。
だらしある。そう、日常の中で常にだらしある自分に少しずつ修正していこう。
と、そんな日本語にない言葉を適当にいじくり回して遊んで自己満足している辺りが、そもそも見込みないんだよな。

洗った手ぬぐいを竿に干して、風に飛ばされた先に紫陽花が。こーんな感じの偶然をどこか心待ちにして生きてたいんだよね。田植え、大豆の種蒔きを終わらせていないというのに、予定通り連休に田畑を休む自分。どう弁護してみても、だらしあるとは言いがたいぞ。