注)記事の日付は太陰暦を用いております

2013年11月27日

低空飛行

神無月廿五日 曇り 

さて。
このところ。
なにを書いていいものやら。

相変わらず、農は低空飛行。軌道修正を試み試み、アップアップしながら、今日も鳥除けネットの中に群れなして侵入する雀どもに絶望し、すでにへし折られているやる気レバーをまたなぎ倒される。

その中で、ほのかにもたらされる恵みに、かみ締めて毎日を生きています。

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秋植えのジャガイモ。

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よく成ったよ小豆くん。

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なんとか耐えた生姜。

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息も絶え絶えのサツマイモ。

今週末のつくいちは、「菊芋屋」として出店するしかねえなこりゃあ。



こうした低空飛行をなんとか支えられるのは、毎日が自然の下で家族と和気藹々やっとるからに他ならない。ありがとよー。おめーら。

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第五十九候: 小雪 次候
【朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)】
=北風が木の葉を払いのける=
 (新暦11月27日頃〜12月1日頃)
七十二候を“ときどき”取り入れています※

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2013年11月28日

毎年毎年

神無月廿六日 曇りのち晴れ

 つくし農園、平日プレーヤーさんのMさんが来園。

 脱穀&籾摺りして今年のお米を手にして帰宅された。ザリガニ、水不足、雀の大襲来と三重苦に見舞われた今年の水田だったが、一握りでもお米が「収穫」といった形になったことはそれでも嬉しい。

 もはや我が人生で当たり前になりすぎている、足踏み脱穀機と唐箕で脱穀し、籾摺り精米機で籾摺りし、その年に育てた米に辿り着く。残った藁と籾殻は田んぼへ。毎年、毎年の繰り返し。一年に一シーズンしか使わない農具を取り出し、掃除し、整備し、思い出し、を毎年繰り返していく。古道具をオークションや知人のつてで手に入れてから数年が過ぎ、あちこちにガタが目立ち始める。それも少しずつ、手直しして、時には改修して、これからも少しずつの毎年へ。

 
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 午前中の脱穀作業を終え、午後から夕方は娘と畑で芋掘り。週末のつくいちに向けて、アピオスと菊芋をどっさりと掘り起こした。そして日暮れ。晩秋の燃えるような空に、寒さと疲れがふき飛んでいく。これも毎年の、当たり前の、底抜けに心地よい景色。だから明日も頑張れる。


 
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posted by 学 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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