注)記事の日付は太陰暦を用いております

2017年03月01日

火を囲むように

如月五日 曇り

 先日、友人が我が家に訪れた。
 子供たちが寝静まった後、話をしませんか?と誘い誘われ、静かな語らいの場が設けられた。

 夜食を手元に、時に沈黙し、時に耳を傾け、時に口を開く。

 ぽつり、ぽつり、と、その時、そのタイミングで想いをめぐらせて出てきた言葉。頷きもせず、返答もせず、その言葉に想いをめぐらせて、また誰かが言葉をつむいでいく。

 焚き火を囲むように。月を眺めるように。海辺に座るように。山を歩くように。

 時間にしたら数時間ほどの団欒であったが、なんだか数日間を共にしたような、不思議な連帯感がそこに残った。いや、連帯感というよりは、自分の中にその人がしっかりと位置づけられたような、そんな感覚。 いつもそんなコミュニケーションができるとは限らないけど、ベーシックエンカウンター的な時間は、いつもそんな感覚を連れてきてくれる。

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 今週末の日中、久しぶりの「話す・聴く・気づきのワークショップ」。さて、どんな4時間になることやら。

第33回 話す・聴く・気づきのワークショップ
=2017年3月4日(土) 開催=

 今回のテーマは【自然な生き方・暮らし方】です。
 参加者募集しております。





posted by 学 at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 新しき出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

布団と草花の間で

如月廿三日 晴れ

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 花粉症に気を病むことがなくなった春。残される自分の中の最大の障害は、暖かさと優しさと癒しのカリスマ、布団である。

 暁を覚えない季節とは、早春なのか晩春はわからないが、とにかく布団が恋しい。恋しいどころか、この季節は住みたいとさえ思う(笑)。妻には、日本布団党の党首にでもなったら?と笑われるが、当然その時は、副党首は妻であることを告白しておく。

 さて、布団からやっとの思いで抜け出せるのは、それは田畑が待っているから。そして、季節は待ってくれないから(笑)。気がつけば、ツクシ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ムラサキハナナ、野の草たちがつくばの春を彩っている。布団に包まって満足していたら、あっという間に春盛り。旬の作付けは桜のように過ぎ去ってしまう。幾重もの未練を立ち切って、なんとか畑にたどり着くのだ。たどり着く先は、土だらけの、ビニルで覆われた、虫も草もいない田畑ではない。そうなのだ。私が自然農でなければならない理由は、せっかくの布団を抜け出たその先に、待ってくれている生命が、溢れているからなのだ。

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 ジャガイモの種芋を切り、草木灰をつけて、畝に降ろしていく。秋の雑草たちの種が降り積もる表土を少しだけ削り、湿り気の残る土の上にカブの種を蒔いていく。4月以降の稲作のために、種籾を並べる苗代を準備していく。どの作業も、この季節、淡い彩りの草花に囲まれた中での、特別の時間。

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 三寒四温の彼岸周りを過ぎ、大量に残るジャガイモの種芋を見て焦り、野花を見て喜ぶ。
 いよいよ今年もまた、生命の巡る自然農が動き始めた。
 
posted by 学 at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 草を楽しむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

自然体研究所 始動!

如月廿四日 雨

 冷たい雨。春分の日の翌日。雨の中、身体を動かさずに、頭の中を練る。

 この春、尊敬する友人たちが研究員メンバーに加わり、「身体と心の自然体研究所」は、いよいよ本格的に始動する。

 身体と心の自然体研究所 HP / Facebook

  
 人が現代社会の中で幸せに生きるためのヒントを、文系理系、肉食草食、東洋西洋、右派左派、過去現在未来、あらゆる分野を遍く照らし、縦横無尽に思考と実践を拡げながら模索していく。一言で言えば、森羅万象の自然体を探求する研究所である。

「自然体」=「自ずからの内発的な作用が、調和的に存在すること」
(Naturally Balanced Existence)

 とは、少々聞きなれない定義かもしれない。
 もう少し詳しく説明すると、人が本来有している自然に発露するべく力(=本来力)が、内的にも外的にもバランスを取りながら、継続可能な状態で発揮されている在りよう、と表現できる。
 もっと噛み砕くと、自分も相手もバランス取れてるのに全然無理してない状態、とも言える。

 「自然体」は、巷でよく流通している「ありのままの状態」とは、そろそろ一線を画すべきなのではないだろうか。自分勝手な、もしくはただの自己肯定としての「ありのまま」ではない。動物として、そして人間として備わる「本来力」に耳を傾け、気づき、それを実践していくことで、自分も、他人も、無理なく共存していけるような「ありのまま」の状態。それこそが「自然体」なのだ。

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 所長として、研究員に求める姿勢はこの7つ。

 ・現代を否定しすぎない。現実の中身本体に目を背けない。
 ・自分を肯定しすぎない。批判、反論を受け入れる。
 ・敵味方で考えない。同調に与せず、矛盾を恐れず。
 ・理性と感性の両方に耳を澄ます。
 ・テクノロジーを過信しない。
 ・スピリチュアルを妄信しない。精神性を他者やアイテムに依存しない。
 ・自然と半自然の間に人間は存在している。


 さあ、毎日が自然農の、もうひとつの毎日が、ゆっくりと帆風を受けて進み始めた。



↓↓ 妻が鋭意製作中の研究所HP ↓↓
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posted by 学 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然体を練る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

失うものがないのだから

如月廿八日 晴れ

 ぎっくり腰、偏頭痛、ヘルペス、花粉症、肩こり、腹痛。

 これらを一つの治療法で治癒できると言ったら驚くだろうか。
 あるいは、これらの症状は、全て一つの原因から発生する症状だと言っても、驚かれるだろうか。

 しかし現実に、私は一人の医師、一冊の本との出会いをきっかけに、この革命的かつ科学的な治療法で、上記の自分の疾病を克服しつつある。

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 ジョン・E・サーノ博士。日本人の多くにはおそらく耳なじみのない、そのアメリカ人医師はこう語る。心が、身体に起こる諸症状の多くを引き起こしている。その原因はストレスであり、諸症状は、ストレスがその解消を求めて、自分自身に気づかせるために現れる、様々な発現にすぎない、と。


 ぎっくり腰は、背骨の、腰椎の、ずれやゆがみや外傷で起こるのではない。抑圧された心の叫びが、限界を訴えるために起こる、心因性の症状なのだ。

 花粉症は、免疫系の異常反応によって引き起こされる様々な疾患ではなく、抑圧された心の叫びが、解消を求めて引き起こす、心因性の症状なのだ。

 偏頭痛も、肩こりも、胃痛も、ヘルペスも、以下に、同じ文章が並ぶことになる。そしてそれを治すのは、一冊の本を読むだけ。さらに本でなくとも、話を聞くだけでも治癒が可能となる。書籍を読み、もしくは体験して克服した人にその方法を聞き、受けとめ、決意をもって、自分の心と話し合うだけ。たったそれだけで、驚くほどの効果が、訪れるのだ。

 サーノ博士は、「失うものがないのだからすぐに始めれば、必ず良い結果が訪れる」という。一冊の本代、千数百円。私は二冊購入したので数千円。それを、繰り返し読み、納得し、実践するだけ。病院や、クリニックの門を叩いて一回で新渡戸稲造、数回通えば福沢諭吉が飛んでいく経験は、私には恐らく二度と訪れない。

 地道な症例と治療の問答と研究の末に、明快な言葉をもって近代医療の根底を覆そうとしているサーノ博士。ただ残念ながら、いまだにその言葉が世に(特に日本に)広がってはいない。少しずつ、市井の治療者たちの中で、こうしたアプローチが実践され、折々にマスメディアに乗り、浸透は進みつつある。しかしもう、待ってもいられない。

 良いものなのに、世の中にあまり伝わらないのだったら、やってしまえばいい。だから、言葉も自分なりに分かりやすい、伝わりやすい言葉を考えた。心で身体をなおしていくのだから、心身治癒ならどうだろう。ならいっそ、マインドボディヒーリングとでも名づけてみよう。

 そんな想いから昨秋、マインドボディヒーリング講座をスタートさせることにした。
 とはいえ、まだまだ皆さんからは、「マインドボディヒーリングって何?」「心で治すって言われても・・・。」「分かりやすく言うとどういうこと?」と疑問の声を多くいただく。そして先日ようやく、要旨を簡易にまとめた記事を「身体と心の自然体研究所」のHPにアップすることができた。これさえ読めば書籍も、講座も、必要なし(笑)! もの足りなかったら勉強会に遊びにきてくだされ。毎月2〜3回のペースで活動してます。

 より分かりやすく、馴染みやすく、すぐにでも変化が訪れるような、時間になればいいと願っている。


 ↓↓↓ マインドボディヒーリングについては こちらから! ↓↓↓

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  「マインドボディヒーリングとは」 /身体と心の自然体研究所HPより

 
 
posted by 学 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を見つめる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする