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2018年03月08日

動くよ

睦月廿日 晴れ(寒の戻り)

 4月から、千葉県いすみ市へ。移住ではなく、移動。

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 私たち一家は、東京アーバンパーマカルチャー(TUP)が取り組む「パーマカルチャーと平和道場」のトレーニングプログラムへ参加することを決めた。研修でもあり、冒険でもあり、創造でもあり、バケーションでもあり、続きでもある。国際関係を学び、環境問題を憂い、自然農から広がってきたこの十何年間を経ての、人生を賭けた遊びの一環として、また味わっていこうとワクワクしている。

 つくばでの10年以上の「自然農」暮らしを糧に、これまでの取り組みも心に宿し、しばらくの間、パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション、ソーシャルチェンジ(社会変革)などの実践の徒として身をゆだねてみる。3カ月?6カ月?区切りはあってないようなものだとも。そもそも区切り、分析、色分け、線引き、などといった概念はそろそろ緩やかに後退していく。人生は常にフロー(流れ)でもあり、未完成でありながら十全であり、時間も空間も人間も自然もグラデーション的な存在だ。

 何をするのか?何ができるのか?先になにがあるのか?それはわからない。4月からの日々は、パーマカルチャー(永続可能な暮らしのデザイン)をゆるやかな輪の中心に置き、住処を建て、家族と暮らし、種を蒔き、樹を選び、熱を創り、世界を想う。プログラムを準備してくれているTUPの先人の方々、4月からともにプログラムに参加する研修生の方々とともに、試行錯誤錯誤していく旅のようなもの。旅の先は、今は考えない。

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 勤め人だったら。資産に重きを置いていたら。学校教育を受け入れていたら。この選択はできなかった気がする。家族5人(とヤギ2頭)で、住居が用意されていない研修プログラムにワクワクして参加する夫婦であることが嬉しい。TUP主宰のソーヤー海君のメッセージを見て、呼ばれている気がして、応募してみた。3人枠の募集に、5人家族で申し込んだら(笑)、ヤギも含めて、受け入れていただけることになった。

 つくばで毎年毎年種が蒔かれ、育ち、根を張り、花を咲かせ、実をつけて、種を落とす。そうして繰り返してきた営みが、今年はいすみ市に蒔かれることになった。そうか、ただそれだけのことか。関係各者には、本当にご迷惑やご面倒をおかけすることになる。我が家も、大変動の胎動が始まっている。ホームスクーリングしてるくせに(だからこそ?)、長女とは毎日のように一度は対立する。昨日は妻を泣かせてしまった。両親にはあきれられ(というより理解の範疇を超え)、お世話になった方にも不義理ばかり。

 でも、それでいい。金はない(本当に)。でも世界は十全で素晴らしい。これまでの友人も、これからの友人も、みな素晴らしい。憎らしい人も時にいるように映る。それは自分の鏡だ。本当だ。世界は、本当は調和的で永続的だ。その種は何千年も何万年も前から蒔かれ続けている。それを少しでも広げることが、今の自分に課す喜びだ。妻からは、「自然体とか自然農とかやってるくせに、本当に自分勝手でなんにも日常に活かされてない」とよく言われる。そうなんだ、世界と自分は一緒だ。未熟で、まるでずっとこのままダメなように一見思えて、それでいて同時に、すべての可能性に満ちている。

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 「文化的サバイバルバケーション」

 この春からの、期限のない我が家の旅を、そう名付けてみた。この、内実は排他的で利己的で退廃的な夫婦が、平和的冒険的なコミュニティでまなびあそぶ。「育てる」「食べる」「交わる」「建てる」などのダイレクトな「生きる」プログラムと共に。自然農の延長上にピッタリの、特別休暇的挑戦。

 
 雑草屋として、自然体研究所としては、一旦休憩。だってバケーションだから。だって研修生だから。春から、従来の活動内容的には、少し付き合いが悪くなるかもしれませんが、お許しください。数カ月後にどうなるかは全然読めないけど、継続できるもの、再開できるもの、変化するもの、色々あると思う。それも含めて、どうぞお楽しみに。

 さあ、引っ越しじゃーーーーーー!



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東京アーバンパーマカルチャー
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posted by 学 at 02:52| Comment(0) | 新しき出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする