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2020年02月29日

自粛とは?

如月五日 曇り時々晴れ 於大子町

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〜日に日に男子へと成長する次男。もうすぐ1歳♪〜


 ゴムなし就寝、裸足生活、風呂要らず、洗剤フリーテレビなし、スマホなし、自然食、発酵食アーシング、森林浴、家庭保育病院フリー、そして、マインドボディヒーリング(心身治癒法)。雑草屋の暮らしそのものが、コロナウィルスへの発症リスクからほど遠い位置にあるため、全く罹患への心配をしていない我が家。(今年度から小学校に通いはじめてしまった長女が、もっともリスクに近いかな。)

 それでも、職場、SNSで接する一連の日本の状況に触れ、自然農、自然体、とは少し別の視点からも、今回のウィルス騒動を眺めている。

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 〜今日は、今年から始めたい田んぼを探しに、近所を探索していました。〜

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 さて唐突ではあるが、でも、考えてしまう。明らかに、違和感を感じている。違和感とは、感じてしまうもので、作り出すものではない。どちらかというと、「排泄行為」に近い、どうしても出さなくてはいけない、大切な感覚である。ここ数週間の、世界を取り巻き日本を混乱させている騒動の展開には、違和感を感じずにはいられない。

 自粛とは?という点についてだ。

 大げさではなく、本気で思う。

 第二次世界大戦中の、「日本全体を考えたら○○な行動はすべきではない」という風潮と、今回の新型コロナ騒動の、「日本全体を考えたら○○な行動はすべきではない」という風潮に、どこに共通点があってどこに相違点があるのかを、私たちは真剣に考察する必要があると感じている。

 単に、イベントをやる、やらない。学校を休校する、しない。の問題でない。
 単に、このウィルスは危険か、そうでないか。リスクが大きいか、小さいか。の問題ではない。

 信憑性がありリスク不安が大きいとされる情報が流布されたときに、それを防ぐという名目で個人の活動が自粛されるような風潮が高まることは、妥当か否か。という問題だ。

 ポイントは、あくまでも、風潮、という点である。明確な根拠や、あきらかに確率の高いリスクや、行動が制限されるに異論のない状況が存在し、自粛を余儀なくされるというわけではなく、いまだに賛否両論もあり確定的ではない状況。にも関わらず、風潮という姿の見えない何かにより、活動が少しずつ制限されていく感覚。

 「集団のリスクを前面に出せば個人的活動を自粛することを促すことができる。」という前例が出来上がることにある程度の違和感を覚えないのならば、国際政治を学んできた者としては責務を果たしているとは思えない。集団リスク回避と、個人的活動の実現を、ギリギリのところでバランスを取りながら達成するのが、現代政治の根幹なのではないだろうか。

 マスクや外出抑制で、ウィルスは回避できるかもしれない。しかし、安易な自粛ムードの風潮は、大義名分さえあれば市民の行動を自粛させられるというカードを権力者に容易に譲り渡してしまうことにつながる。

 自粛するという行為は、その行動主体が自主的にリスクを判断して決定されるべきであり、決して、自粛すべきという風潮を恐れてされるべきではない。例え自粛が行われるとしても、それは自粛なのだから、様々に段階もあるべきだし、全面中止から段階的開催までが存在するのが本来の自粛である。自分たちで決定する意思を、風潮に奪われている状況は、決して喜ばれるべき状況ではない。


 繰り返すが、集団リスク回避と、個人的活動の実現を、ギリギリのところでバランスを取りながら達成するのが現代政治の根幹である。政治が、何もせずに個人の自由にゆだねることは無策であるが、同様に、リスク回避の為に個人活動に安易に犠牲を強いるのも無策であると言わざるを得ない。風潮が風潮のまま、終わればいい。しかし、気をつけなくてはいけないのは、風潮が政治に利用される時である。そして最も注意すべきは、安易に犠牲を強いる政治は、実は政治家ではなく、私たち自身、社会全体が作り出しているという点だ。

 風潮を作り出せば個人の行動を制限することも可能だ、という前例は、少ないにこしたことはない。社会は、多様性なのだ。自粛するも、自粛しないも、意見の価値としてはシンプルに等しい。大げさではなく、決して、個人行動の可否を権力者に預けるチャンスを増やしてはならない。

 一斉に、全部が自粛なのではなく、これはOK、これはNG、と風潮に屈せず判断していこう。面倒くさいけど、それを手放すのは止めにしよう。風潮に流れることに鈍感にならずに、集団のリスクも軽んじず、最適解を求め続けていこう。20世紀初頭と違い、私たちにはインターネットがあり、個々人の活動や思いを表明できる余地が残っている。

 自分たちの、本当に快適な未来は、正体の見えない風潮や、それを悪用しようとする将来の権力者に、奪われるわけにはいかないのだから。


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〜そして、なんとなく、秘境のような、沢水の流れる田んぼを発見!〜

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posted by 学 at 00:12| Comment(0) | 本質を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする