注)記事の日付は太陰暦を用いております

2006年01月24日

もどかしさ

師走二十三日 晴れ

 先週末の東京の大雪も江南にはとどかず、あきれるほどカラリと晴れ、ただひたすらに冬風が寒い。四日前に、節句は大寒に入っている。

【大寒】…冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)
     ますます極寒の辛苦にさいなまれ、寒さの絶頂期である。
     一年で最も寒い季節で、各地で一年の最低気温が記録される。
     寒の入り(小寒)から数えて十六日目にあたり、いろいろな
     寒稽古も行われる。沢は凍りついているが蕗の花が咲き始め、
     鶏が卵をかえし始め、春はもうすぐ間近に迫っている。
     南国からは、柳の芽吹きの便りが届けられる。
     ※読み:ダイカン
     <参考:【室礼】和のこよみ
060124daikan

 気づくと夕暮れの時はずっと伸び、少しずつ少しずつ、太陽が土を暖め始めていることに気づく。春にこの地から移動するため、今の土地では何も作物を作ることができない。隣の田んぼでは、昨年の晩秋に種を降ろした麦がいよいよ寒さを乗り越え、近づく春をいまや遅しと待ち構えている。その健気な小さい緑の葉がなんとなく羨ましく、もどかしく。

 移り先が正式には決まらない今、畑の準備や開墾の計画、皆を誘う青写真もなかなか進めることができない。だが隣の麦の葉を見て心が騒ぐのは、百姓のいろはが己れの中に染み付いてきたような気がして、それだけでもいいじゃないかと頷いてみる。そうか、今年は麦は採れないのか、自家栽培の自家製ビールは、まだまだ先の話になりそうだ。
posted by 学 at 19:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おかえりなさい〜。
そうですね。日が少しずつ長くなってきましたね。
春が待ち遠しいです。
季節が緩(ゆる)やかに移り変わるように、
新しいステージへの移行が穏(おだ)やかに運びますように。
Posted by Keity at 2006年01月25日 14:01
Keityさんありがとうございます。
季節が移るように、穏やかに、心がけてみます。
いい心がけですね〜。
Posted by インチキ at 2006年01月26日 20:29
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