うーーーん、雨が降らねえなあ!と空を見上げていたら、いつのまにか梅雨が明けていたつくば。例年より6日ほど早い、一昨日の梅雨明けである。梅雨が明けた空は、とにかく暑い暑い。夏、夏、夏の到来の、頭蓋骨のてっぺんを焼き焦がす、ジリジリの開幕。畑も、田んぼも、思ったよりも早かったジリジリの到来に少々戸惑ったように片方で悲鳴をあげながら、片方で雑草の草陰に守られて、自ずから対応していかんと必死に整えているように見える。
週末にほぼ田植えを終わらせた田んぼも、梅雨明けの声を聞いて、情け容赦なく水位が日に日に下がってきている。それでも田に足を入れれば、草の根が、草の亡骸が水を蓄え、グッショリと足元に水が染み出てくる。自然農の田んぼは表面は干上がったように見えても、その草の下にジューシーな、スポンジのような層が陽射しに負けじと湿度を守ってくれているのだ。
薄曇りの梅雨空からのこのところの急な炎天下に、少々ペースを崩され気味に感じていた今日、港町の我が実家より、最高の夏の土産が届いた。稲藁で焼いてたたいた美味極まるカツオに、自然農の玉葱、ミョウガ、大葉、ニンニクのスライスをもりもり乗せて、夏の到来を祝う。
〜梅雨明けの 夕餉に光る 初鰹〜
明日ね。花火ね。