注)記事の日付は太陰暦を用いております

2009年07月21日

しばし

閏皐月廿九日 曇りのち小雨

 梅雨明けの声を聞いてから待てど暮らせどやってこなかった雨雲が、久方ぶりに筑波を濡らす。前日までの、神経質になるほどに乾いた畑に思いを運んで、絵に描いたように胸をなでおろす。水が引ききって土があらわになっていた田んぼにも、潤いの雨水が微笑むように降りそそぐ。たとえ小雨であろうと、雨をこんなにも待ち望むと、雨(あめ)が、天(あま)からの水、「あまみず」なのであると心から合点してしまう。大和言葉の心地良い響きは、優しい雨音と共に耳に流れてゆく。

090721rainning.jpg



 二日前から夏土用へ。土用の頃には土を動かすことを避けるべし。と言い訳を探し、心残りが尽きない田畑ではありつつ、この小さな雨に背を押されるようにしばし休息を。数日ほどつくばを離れてのんびりと、山か海か食か湯か、行き先も決めぬまま、布団を積んだ軽バンのハンドルに任せて。


 太陽のごとし秋野先生の、命日が昨日過ぎて今日の雨。それまでのギラギラは先生のせいですかねと嘯いて、太陽よりもさらに優しい雨を喜ぶ。ちょっくらぶーんと行ってきまーす。


posted by 学 at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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