注)記事の日付は太陰暦を用いております

2009年10月08日

一過にて

葉月廿日【寒露】 台風のち晴れ 

 ビョウビョウギシギシと夜じゅう吹き荒れた豪雨が走りぬけた朝をしばらく待機し、時折の眩しい残夏の陽射しと暴風がミックスジュースのごとく混ざり合った昼。幾ばくかのワクワクと少々の心配を胸に田畑に歩いた。まるで印象派の名画のごとき、黒雲が駆ける空、湿気に映える筑波山、風に撫でられる秋野原に囲まれた中、前夜の緊迫感にも勝るとも劣らぬ台風一過の寂寥感がなんとも心地良い。

 農園には特段の被害はなし。田んぼでは、なみなみに溢れた雨水と千切れたキラキラテープと突っ伏した案山子を確認。畑では、背丈を伸ばしていた緑肥用のネマコロリが、筑波山に向かって最敬礼を尽くしていた。


091008bawing.jpg


 昨晩来の南風を偲びつつ、倒れそうで倒れない、植物の意地を垣間見た気がした。この敬礼を眺め降ろし賜う筑波山の山神様、今年の筑波颪を少し手加減してくれると嬉しいのですが。


【寒露】…陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧)
     ★雑草屋的季節分布★ 夏:秋=3:7

     寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。
     五穀の収穫もたけなわで、農家では再び、ことのほか繁忙を極める。
     山野には晩秋の色彩が色濃く、はぜの木の紅葉が美しい。
     朝晩は肌にそぞろ寒気を感じ始めるようになる。
     雁などの冬鳥が渡って来、菊が咲き始め、こおろぎが鳴きやむ。   
     ※読み:カンロ
     <参考:【室礼】和のこよみ & こよみのページ


posted by 学 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こっちも豪風、秋雨・・・の繰り返しで、今晩あたりからは早速霜も降りるよう。シカゴの秋はあっという間に駆け足で過ぎていきます。
学さんも忙しいみたいだけど、お互いがんばりましょ。
Posted by 頼子 at 2009年10月09日 10:16
>頼子

シカゴでは霜か〜。
最近のつくばは日に日に秋が深まりをみせてます。

シカゴの秋の味覚はなんだろう?
美味しい秋を堪能したまえ(笑)。
Posted by インチキ at 2009年10月10日 08:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。