注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年01月08日

イノセント

霜月二十八日 晴れ@小名浜

 コタツに潜りながら庭を眺めていると、どうして犬と遊びたくなるんだろう。しかし、いざ寒空の下にということになると、不思議なことに腰に根が生えたようにたちまちコタツから出る気が失せる。どうせそのうちガラス窓越しにこちらを覗く犬の視線にやられてしぶしぶ根っこを断ち切ることになるのだが。
 週末に実家に帰って、よく晴れた南東北の太平洋岸の冬を楽しんでいる。あくまでもコタツの中から。二十数年のあいだ口に慣れ親しんだ雑煮はまさしく実家の味そのもので、どうしても自分ではこの味が出せない。その「オフクロノアジ」の再現の難しさはまるで神秘に近いものがあるよね。
 雑煮で腹を満たした後にうたた寝をきめこむのが幸福のセオリーではあるが、こちらを見つめる犬の黒目の奥に、そのセオリーを打ち破るイノセントを感じてしまい、ようやく腰を上げることにした。玉を転がして取りに走り戻ってくる。ただそれだけなのに犬も俺もなぜこんなに楽しそうに遊ぶんだろう。わはは、犬はバカだなあ。そして、俺もバカだなあ。

 050108momo

 モモ、疾駆!
posted by 学 at 21:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 故郷の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいねー正月だ。
雑煮も良い良い。
ちなみに雑煮はどんなかんじ?

うちは赤ダシだぜ!
Posted by たか@小樽 at 2005年01月09日 19:26
うちの母方のばあちゃんが、四倉の出なので多分雑煮の味は近いかも。

さて、腰もすくっとあがる気持ちの良いシャシンがみれました。
Posted by イッキ at 2005年01月10日 05:57
今年は喰ってねぇなぁ、雑煮。
ちなみにうちの実家は塩小豆の雑煮です。
塩味のおしるこみたいな感じで、うまいかどうかはちょっと疑問。
嫌いではないが・・・。
Posted by ピロキ at 2005年01月10日 08:27
醤油とダシがベースで、鶏肉、人参、ゴボウ、シイタケ、ナルト、などなど。三つ葉も乗せます。 モモの写真で腰があがったか〜。ホレホレ、ワンワン!

ピロキいよいよだねー。ひと段落ついたら小松家の雑煮を作りに行ってあげよう。作ったことないけど、レシピは聞いてきたから大丈夫だ。
Posted by 学 at 2005年01月10日 08:36
そんなお雑煮のシャシンがhttp://ikkiy.petit.cc の 050101分にのっているよ。
どうどう?学んところと似ているかな?
Posted by イッキ at 2005年01月13日 08:03
おおー、一月一日の写真だね。上品だなこりゃあまた。
うちのはもうちょっと濁ってて、鳥の油が存在感あるぜって感じだけどね。
赤ダシとか塩味おしるこには勝ったな。

イッキの雑煮へ直接行きたい方は、長いけどこちらからGO!
http://ikkiy.petit.cc/0engine/tokyo_bbs.cgi?mode=show&call_dir=..%2Fbanana2_old&engine_dir=..%2F0engine&sort_domain=CGI_DATE&search_domain=CGI_DATE&search_word=2005%2F01&search_mode=2
Posted by 学 at 2005年01月13日 18:20
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