注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年02月18日

月と農業

睦月十日 【雨水】 曇りのち雨

 【雨水】…陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)
      空から降るものが雪から雨に替わる頃、
      深く積もった雪も融け始める。
      春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。
      ※読み:ウスイ
      <参考:こよみのページ

 夕方からの雨が降り続いている。アルバイトからの帰りの本屋で、今月号の「現代農業」を手に取った。特集は「月と農業」。しつこいようだが、このBlogの日付は陰暦を用いることにしている。それは、昔から農作業と月の関係が深くて近いものだと感じていたから。季節の移り変わりは太陽暦、今日の【雨水】が示すように、二十四節句の暦は現代の一年と変わりはなく、季節による農作業の暦はこちらに基づいている。一方、毎日の移り変わりは太陰暦、ひと月の始まりが新月で、十五日が満月の、一巡り。このふたつを併せたものが、日本の旧暦で用いられていた「太陽太陰暦」である。

 月の満ち欠けに合わせて栽培するなどと真剣に話すと、(バイオダイナミック農法をはじめとして)世間ではカルトの類いと思われる危惧さえあるが、昔からの叡智の蓄積は、この満ち欠けの神秘を教えていることが少なくない。現に、江戸時代の農書にも書かれていることも多く、そうしてついに全国農業者の必携本ともいえる月刊専門誌に特集されるに至ったことは、当然といえば当然のこと、驚きといえば驚きの出来事とも言える。特集では、『サツマイモは新月の五日前に定植するとよく育つ』『新月に伐採した木は割れにくい、カビにくい』など、興味を引く話題が実証されながらまとめられていて、うなづく部分も多かった。

 自然の仕組みに耳を傾ける自然農が、月の作用に習う部分があってもよいと思う。薬(農薬)や栄養剤(肥料)に過度に頼ることなく、バイオリズムでうまく育つのであれば、それに勝る知恵もないものだろう。少しずつでもよいから、取り入れていくことを目指したいものだ。

 海は月に干き、月に満ちる。海から出た我々の生命が月のリズムに多少左右されていたとしても、決して不思議なこともあるまい。


recit … 今回発見したJeanさんのBlog。月のこと、シュタイナーのこと、
       植物だけでなく体のことなどもお手軽に読めて良い。


posted by 学 at 23:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 本質を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして
TrackBack ありがとうございます!
久しぶりに 書こうかと我がblogを見て
どなたかの足跡があるのはとても嬉しいものです

今からこちらを拝見したいと思います
それでは☆

Posted by Jean at 2005年02月20日 23:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。