睦月十六日 晴れ
立春を過ぎた寒空の下、いよいよ第一歩を踏み出した。大家さんと共に周辺住人の方々へ挨拶周りを済ませ、これから向き合うことになる畑へ向かった。今日は何もできないが、鎌だけ片手に持って土をいじる。固い?いや、柔らかい?昨年草刈に入ったという重機の重さのせいだろうか、ほのかに固く締まっているように感じた。冬草は頼りなく、地面に這いつくばっている。しかし所々に見られるモグラの痕跡に、ミミズの豊かさを信じ、少々舌なめずり。
まずは、挨拶代わりに、上の畑と下の畑の大きさを足で測る。
【上の畑 : 東西25歩、南北35歩】
【下の畑 : 東西40歩、南北約30歩】
上の畑の北側には竹林が隣接しており、篠竹が繁茂している。その為畑にも篠の根っこがグイグイを入り込んできて、畑の表土はそれに覆われている格好に近い。少し締まり気味の土、モグラ、篠竹の根っこ、どうやら畝作りは簡単にはさせてもらえなさそうだ。
しかし相手にとって不足なし。雑草を掘り起こした土の色とホッコリとした手触りには、自然農の成功を匂わせる何か神々しささえ感じた。それがただの思い込みか真実か、誰もしらない。
↓我が「武蔵野農園(仮称)」全景!!
注)記事の日付は太陰暦を用いております
2004年02月06日
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