今日は新月。つまり月が夜空に輝かぬ日。なぜ満月の反対を「しんげつ」と言うのか。旧暦では月が満ちて欠ければ一ヶ月。簡単に言えば十五夜が満月で、月の終わりに完全に月が欠ける。で、欠けきって再び満ち始める日が月の始まり、だから新月。
また、月の初めを「ついたち」と言うのは「月立ち」からの変化。ちなみに、一日は「朔日」とも書く。「朔」は漢字を見ると解るように、月の逆さであるので新月をさす文字だった。で、果物のはっさくは、漢字で「八朔」と書く。旧暦の八月一日頃(夏の終わり)に獲れる果物だからという由来。だがしかし八朔の旬は冬だな・・・。とここまで書いて、何故八朔は冬に食うのに八朔なのか、気になって気になって仕方がなくなってきた。後できっちり報告します。尻すぼみでおそまつ。
たまには、月を感じて空を見上げる日々を

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