注)記事の日付は太陰暦を用いております

2005年03月19日

命の準備

如月十日 晴れ

 花粉症のインチキ百姓ほど、始末の悪いものもない。作業をすればするほど、鼻の奥へ眼の裏へ喉の向こうへ花粉を運ぶ風が吹き込んでくる。マスクでは心許ないので、途上国のバイクタクシーの運転手のように、鼻から下の顔半分に手ぬぐいタオルを巻きつけて防御に徹する。が、所詮浅知恵、防ぎきれるものではない。と、愚痴はここまで。

 春分前の土曜日に、なんだかんだと作業が遅れていたジャガイモの植付けを行った。今季は6種。「男爵」、「メークイン」、「インカのめざめ」、「アンデス(赤)」、「ジャガキッズパープル」(以上野口種苗店より購入)、そして丸ヶ崎自然農の会から譲っていただいた「オオタキイモ(中津川イモ)」。中津川イモは、痩せた土地であればあるほど、小さく(!)うまい(!)という、頼もしいヤツ。少し遅くなった、この春一番目の命の投下。半分ほど終わらせたら久しぶりの作業に腰が痛み出した。それすらうれしい、命の準備作業。

 050319jaga
 <メークインを植える前の一枚>

 
 冬を越した仲間たちも、今日の日差しにこたえるように青々と葉に光を受ける。ソラマメ達に鼻を近づけると、ほんのりと、ビールの大親友である、憎たらしい大粒の、あの香りすら漂ってくるような、花粉症の鼻でさえそんな気がしてしまう。遅霜には油断はできないのだが、もっともっと頑張って育ってほしいなと、ついつい周囲の草を倒す手にも心が宿る。さあ、いよいよ、嬉しく忙しい季節が、今年もやってくる。

 0503159soramame
  


posted by 学 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 畑の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。