注)記事の日付は太陰暦を用いております

2006年10月10日

寒露の風景

葉月十九日 晴れ

 朝晩の空気がよく冷える。気付くと二日前から【寒露】の節句へ。


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 朝方に畑に出ると、数日前に刈って敷かれている雑草が黄色く枯れ、しなりと土に馴染まんとしている。すじ状に撒いた種床(そんな言葉あるかな?)にかぶせた枯れ草は薄く、すじの両側に盛り上がった枯れ草は厚く、それぞれに朝露の冷たさを受け止めている。


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 その寒気に、晴れ上がる朝の光が差し込みはじめる。途端に土に活気がみなぎり、その枯れ草の中から顔を出す若芽の群れが小躍りする。まだまだ、畑はあったかいのだ。


【寒露】…陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧)
     寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことをさし、
     秋の深まりを思わせる。 この頃になると五穀の収穫もたけなわで、
     農家では再び、ことのほか繁忙を極める。
     山野には晩秋の色彩が色濃く、はぜの木の紅葉が美しい。
     朝晩は肌にそぞろ寒気を感じ始めるゆになる。雁などの冬鳥が渡って来、
     菊が咲き始め、こおろぎが鳴きやむ。
     ※読み:カンロ 
     <参考:【室礼】和のこよみ



 先日、筑波大学の学園祭を口実に、旧友、後輩たちと夜を明かした。いつもと変わらないようなメンバーと思いながらも、今年もまた、少しずつ新しい交流も広がっていく。ただ酒を囲み、馬鹿な話をして、ちょっと無理をして明け方まで。毎年の、寒露の頃の風景だ。
 自然農の話など一言も発することなく終わったなあ。そういうのも、いいよね。
posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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