注)記事の日付は太陰暦を用いております

2012年04月25日

蛙、葦、花大根

閏弥生五日 晴れ
第十六候:穀雨初候
【葭始生(あしはじめてしょうず)】
=葦が芽を吹き始める=
 (新暦新暦4月19日頃〜4月24日頃)
※今年から七十二候を取り入れてみました※


 昼に陽気が漂ってきた。雨も折々に降り、まだまだの晩の冷えも残しながらも、陽射しの強さは季節を一足先に進めようとしているようだ。GWの田植えをひかえて周囲の慣行農の水田では代掻きがスタートし、気がつけば蛙の鳴き声が聞こえてくるようになった。一方、まだまだ種播き時を迎えたばかり我が田んぼ。代掻きを行なわないため耕運機によって死滅させられずに済む自然農の田んぼでは、蛙の卵もお玉杓子も、米と一緒にゆっくり育つのだろうか、蛙の大合唱はもう少し先になるよう気配。けど、どうだろうね。

20120425ashi.jpg

 七十二候の十六候、「葭始生(あしはじめてしょうず)」は昨日までの五日間であったが、つくし農園の水田にも見事に葦が芽を吹き始めてきた。もともとの湿地帯を利用しているこの田圃は、それはそれは覆われんばかりの葦に取り囲まれている。もはや周囲の地権者さん達からは見放されているこの湿地で稲作を続けているのはとても面白く、また一方で葦の生命力を感じ、さらに浄化力に優れると言われる葦を身近に生やすままにしておくことで、より良い水田が保たれていかれることを願っている。先日の集合日、つくし農園の皆さんと、田圃を挟んだ畦道の向こう側に葦の根を定植させてみた。生やすに任せれば仕様もない雑草地も、使い様考え様によって、バイオマスにもガーデニングにも、文字通り生物資源になりうる。自然農の思想には、当然そうした発想も近しくあるわけで。

 庭では、花大根の薄紫が待ちかねたように咲き誇っている。毎年の、穀雨を迎えて湿気が暖まり始める頃の恒例の景色。この色が広がりだすといよいよ、野良仕事のお時間を昼から朝夕へとシフトチェンジする準備なんですわ。いよいよ。早起き。少しずつね。

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posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 田の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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