注)記事の日付は太陰暦を用いております

2007年01月11日

気の早い使者

霜月二十三日 晴れ   

 恥ずかしいことに(恥ずかしいのかどうかは自分で決めるのだろうが)稲の脱穀が済んでいない。霜が降り、氷の張る田んぼの中で、稲架に揺れる稲束がこちらをみて呆れているようにも見える。いやはや、早くしなければ。全部終わらせるまで、あと四日の作業日数はいるだろう。

 せっかくの晴れの日なのにその稲束を後回しにして、午前中、今週末の集合日に行なう竹刈りのために竹林の大家さんに挨拶に伺う。昼、畑の北東の隅に鬱蒼と枯れ茂る雑草ジャングルの開墾に手をつける。この場所は当初からの放棄地で、数年来の雑木と篠竹に進出を許していた地。昨年の隣接地の火災で大きな木は焼け落ちたのが幸いであったが、それでもシーズン中は手が入りきらずに荒らしたままにしておいたところだ。雑木が少々根を張っているといってもそこは自然農、耕すことは致しませぬ。できればこの区域に果樹を植えてみたい気もするものの、借地にあまり自由なことはできない。何を育てるかは追い追い熟孝することにして、今日は全域の篠竹と雑草を刈り払うことにした。竹の根を切るのは、やってみたらわかることだが随分と力のいる作業である。右手がごりごりと張ってくる頃合を見計らったように、篠竹の根に隠れるように小さな小さな早春の使者が顔を覗かせる。ついつい顔がほころんでしまうのは人の性なのであろうか、春の訪れを告げるのには鬼が笑うほど気が早いが、畑の草の下では人より先に季節を脱皮する準備が進んでいるのだ。オミゴト、フキノトウ!


070111fukinotou



午後、陽の射して温まった庭先で、脱穀作業もやりましたよ。ふ〜、まだまだ残っとるねえ。
posted by 学 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 暦の調べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック