昼、急速に明るさを落としていった空から、急に辺りがけぶるほどの雨粒が降りてきた。見る見るうちに雨足は強まり、雷鳴が遠くから聞こえる。真昼の薄暗さに寂しさを覚えながらも、どこか暗さに徹しきれない空の明るさも残る、今年最初の雷雨。
小一時間もすると肌寒い空気と穏やかな雨に、空は落ち着きを見せ始めた。しばらくすると青空さえ見せ始めた空になんとなしに天気予報をつけると、すでに台風3号が遥か太平洋の南を移動していた。季節はいつも僕らが思っているよりも先を進んでいる。
灰色に 新芽を叩く 春時雨

雨後の竹の子、そろそろ盛る頃かな。

