注)記事の日付は太陰暦を用いております

2004年07月29日

方丈記なる雨

水無月十三日 雨
 窓を全開にして、降りつづける雨をすぐ目の前に置いてパソコンに向かっている。雨は降っていてもアブラゼミは変わらず鳴きつづけ、鳥達も木陰から声を鳴らす。こうして、真剣に、穏やかに雨と向き合っていると、今まで漠然としか感じていなかったことがありありと体の感覚に染み渡ってくる。それは、雨は常に動いているということ。「しとしと」から「ざあざあ」に変わったかと思うと、すぐにまた「しとしと」へ、そして急に「ざあっ」と雨を落として「ぱらぱら」へ戻し、また「しとしと」が続く。寄せては返す波のように。
 何事も、とどまることはなく。行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。雲も雨も、かくあり。

 草達は、幾日も続いた炎暑に怒らせていた肩をほっと撫で下ろし、束の間の休息をどっさりと楽しんでいる。この台風10号が過ぎればまたあの地獄の炎天下が訪れることを、誰よりも確かに知っているのだろう。


 家裏のザクロに似た果実も嬉しそう

 040729ame

 
posted by 学 at 14:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ザクロに似た果実ってザクロじゃなくて本当はなんていう果実なの?
Posted by ピロキ at 2004年07月29日 23:31
おお、ピロキいらっしゃい。
この果樹は大家さんのでまだ聞いてないからワカリマヘン。
だって本物のザクロの木って見たことないんだもん。
Posted by 学 at 2004年07月30日 07:29
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