注)記事の日付は太陰暦を用いております

2015年01月18日

カラフル

霜月二十八日 晴れ(木枯らし吹きすさぶ)

 自然農に足を踏み入れて、もう12年が過ぎようとしている。

 米作りも、場所は4転しながらも、1年も絶えることなく12回。毎年、毎年、同じ年は2度となかったが、また米を手にすることができた。育てる場所、育て方、育つ気候、思うように進むわけではないが、慣れてないようでもあり慣れたようでもあり。

 
 1月のとある休日。飲み仲間でもあるプレーヤーご夫妻が前日からの我が家でのアルコール合宿を経て翌日、2014年米の脱穀作業を一緒に行った。米の品種が土に合わなかったのか、分蘖以降の実りが思うように結実せず、残念ながら期待していたほどには収量が伸びなかった。それは一つの来期の課題として残ったものの、そうは言っても、嬉しい嬉しい実りでもある。

 足踏み脱穀機で稲穂から籾を外し、唐箕で風選別して稲藁屑をより分け、精米機で籾を外していく。文章にすれば1行で済むこれらの作業だが、想いはひとしお。と言っておきながら、ついつい12年回目のこの作業に、小生自身としては、(信じられないことに)おざなりになってしまう気持ちが生まれることもある。そんなとき、この日のように友人と一緒に時間を過ごすことで、やはりまた、気持ちを新たにすることができるのだ。あぶねえあぶねえ。

20150112toumi.jpg


 友人も、6年目の米作り。昨年よりも手馴れた様子でとんとん拍子に作業は進み、あっという間の2時間弱で、今年の新米が完成した。標準的な刈り取り時期よりも少し早めに刈った友人の米は、実に綺麗なカラフルな彩りとなって現れていた。早採りの未熟米の緑、玄米のベージュ、薄く分搗きされた白、がミックスされた自然農の米が、原色を着こなす友人の食卓へ。


20150112rice.jpg


 どんな作業も、どんな自然も、同じ様子、同じ模様、同じデザインはない。宇宙はカラーに満ち溢れている。さあ今年の米は、どんな彩りを見せてくれるのか。また気持ちを新たに、13回目の米作りへ。



第六十九候: 小寒末候
【 雉始雊(きじはじめてなく)】
=雄の雉が鳴き始める=
 (新暦1月15日頃〜1月19日頃)
七十二候を“ときどき”取り入れています※

posted by 学 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なる日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック