早春の雨が田畑を濡らし、今日は春一番。土も、梅も、一輪、また一輪と、花を広げ始めた。
春を待ち焦がれている、と言ったら百姓らしいだろうか。
模範的な百姓とは程遠い、小生。厳しい冬風、冷たい雨の合間にのぞかせる、うららかな陽気に喜びながらも、実は内心、ざわついています。春が来たら、ジャガイモ植えないといけない。そもそも、春作業が始まるまでの準備作業も終わってない。作付計画も、なぜだか心が滅入る。
自然農は好き。今日も畑に出て、若草の芽吹きに、ワクワクもしていた。それと同様に、また今年も始まる野良仕事に、憂いもしている。
キーワードは、きっと、「身の丈にあった自然農でいたい」ということなんだと、直感している。誰のための自然農なのか。誰のための人生なのか。もっと好き勝手でいい。もっと自分を解放していい。
今年、2015年のテーマは、「解放」に決めた。
やりたい放題、したい放題、自然は、いったい、どこまで寛容なのか。そして自分は、どこまで、自分に寛容でいたいのか。ますます、人生を楽しむべく。
第五候: 雨水次候
【霞始靆(かすみはじめてたなびく)】
=霞がたなびき始める=
(新暦2月24日頃〜2月28日頃)
【霞始靆(かすみはじめてたなびく)】
=霞がたなびき始める=
(新暦2月24日頃〜2月28日頃)
※七十二候を“ときどき”取り入れています※