日本人の魂が震える、晩秋。
カレンダーに10月の声が聞こえるとソワソワしだす、あのフェスティバル。
そう、神嘗祭(かんなめさい)!!
31日に、変装して悪魔に魂売ってお菓子食べてる場合じゃねえんだコチトラ。日本の魂は、いつからカボチャになったの?? 米だろが米!
米を祭る。今年の収穫の真っ只中に、まず八百万の神に、大自然に、宇宙に、「実り」を感謝して、祭る。それが日本のソウル、魂だろうが!

もともとは旧暦九月十七日、新暦では、毎年10月下旬から11月上旬にあたるこの時期。いよいよ稲が頭を垂れて、初霜が降り、稲穂が黄金色に染まり、我も我もと田んぼに集うこの時節。
カボチャ飾ってバテレンの仮装して馬鹿騒ぎして、子供にお菓子あげて・・・っていったい何してんのよ!? 田んぼに、稲に、生命と歴史と風土に感謝する、神嘗祭があるじゃねーかよー!! 伊勢神宮の一年の中で最も重要なお祭りとされてる祭りを無碍にして、何はしゃいでんだニッポン人は!
我が家は、完全にこの時期、稲刈ってますから!
みんな稲刈りで雀と激闘してて、西洋オバケとじゃれ合ってる暇ないから!!
カボチャは食うよ、美味いから。だけど祭るのは米だ。いいな。おめえら。
日本の10月の祭りは、カボチャじゃなくて米。
仮装する暇あったら稲を刈れ。藁を編め。俵を担げ。いいか、異論は許さん。
合言葉は、
「稲刈りしないと、いたずらしちゃうぞ♪」
そう、"Ttrick or Reap !!"

もう少し抑えたテイストの6年前の神嘗祭の記事はこちらから(笑)。
⇒「かんなめる」
⇒「かんなめる」